−新年3連続ハイクの三日目。幕末の舞台となった旧街道をのんびり歩き−
山行概要
2014年1月3日(金) | |
鳥羽街道 | |
晴れ | |
単独 | |
JR京都駅=0:10=東寺=0:30=浄禅寺地蔵堂=0:10=城南宮=0:15=恋塚寺=0:05=「月の桂」増田徳兵衛商店=0:15=羽束師橋=0:30=妙教寺=0:05=京阪淀駅【2:00】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
無性に新年早々歩きたい欲望が強く、一昨日の六甲荒地山、昨日の西国街道に引き続き、この日も出動。今日は、幕末、鳥羽伏見の戦いの舞台にもなった、鳥羽街道を歩く。
昨日と同様、観光客であふれる京都駅南口からスタート。
二日連続で同じような景色を見ていると、何か感覚がおかしくなってくる。
この日は羅城門を左折し、千本通を南下する。
虫籠窓や連子格子の古い建物が立ち並び、飽きることなく進むと、浄禅寺地蔵堂の前に出る。
京の六地蔵の一つである鳥羽地蔵が祀られている。
名神高速をくぐり、左折すると、R1に出、向かいに城南宮の標識が現れる。
城南宮は、鳥羽伏見の戦いの主戦場となったところ。さすがに物凄い人で賑わっていたので、早々に退散。
街道に戻り、鳥羽離宮跡を横目に南下すると、可愛らしい茅葺尾根が現れる。
この恋塚寺は「貞女の鑑」といわれた袈裟御前の悲話にまつわる寺として知られている。
この辺りも古い建物が続き、街道歩きの情緒満点。
恋塚寺のすぐ南に、何とも雰囲気のある建物が。この増田徳兵衛商店さんは、酒のまちである伏見で最も古い酒造である。
この建物の先で、鴨川沿いの堤防に出る。一気に視界が開ける。
ここで、鴨川が桂川に合流する。比叡山が大きい。
延々と堤防沿いの道が続く、確かに景色は良いが、さすがに飽きてきた。
ようやく堤防を離れ、再び古い街並みを抜けると、妙教寺が静かに佇んでいた。
この妙教寺は、淀城本丸があったと言われている地に建っており、鳥羽伏見の戦いでの弾痕が本堂に残っている。
ここから綺麗に再整備された京阪淀駅はすぐそこ。さわやかな新年ハイクだった。
参考タイム
1/3 | JR京都駅 7:30 ⇒ 7:40 東寺 7:45 ⇒ 8:15 浄禅寺地蔵堂 8:20 ⇒ 8:30 城南宮 8:40 ⇒ 8:55 恋塚寺 8:55 ⇒ 9:00 「月の桂」増田徳兵衛商店 9:00 ⇒ 9:15 羽束師橋 9:15 ⇒ 9:45 妙教寺 9:50 ⇒ 9:55 京阪淀駅 |
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