日 程 | 1993年9月11日(土) |
山 域 | 都祁の里・額井火山群 |
メンバー | 男2人 |
天 気 | 晴れ |
コース | @都祁南之庄国津神社〜都介野岳〜都祁南之庄国津神社 A福住側林道終点〜高峰山〜福住側林道終点 B十八神社〜額井岳〜十八神社 C鳥見山公園〜鳥見山〜貝ガ平山〜鳥見山〜鳥見山公園 |
気になってはいたが,その山だけに1日を費やすのはちょっと躊躇していた山々を車を使って一巡りすることにする。
都介野岳
名阪道針ICからまずは都祁の里へ。白石集落まで来ると小ぶりな富士がぽつんとそこにたたずんでいる。登り口を見つけるのに一苦労したが,登りはじめてからはさしたる苦労も無くピークへ。頂上広場にはパノラマ図が置かれていた。
車に戻ったが,せっかく来たのだからと都祁水分神社に参拝し,次に向かう。
都祁水分神社にて
高峰山
高峰山へはいったん名阪国道針ICに戻ってから福住ICに移動し,ガイドブックのとおり,福住自動車の看板の所を左折すると後は林道を入れるところまで入った所から歩き始める。車道はしだいに荒れ放題となり,雑草が生えまくっている中を藪漕ぎして進む。ピークへの最短コースを見当をつけて,無理やり車道跡を離れ,斜面を直登。植林帯で下生えがなく,林道跡よりよっぽど歩きやすい。ピークは予想通り展望皆無。とっとと車に戻った。
下の集落のはずれで弁当を喰っていたら,おばさんに声をかけられ,一緒にマタタビの実を取りに行こうとのお誘い。車道を電波塔方面に少し進んだ辺りにマタタビがそこら中に生えていた。(持ち帰った実は,マタタビ酒となった。)
額井岳
おばさんと別れ,再度名阪国道針ICから,今度は額井岳へ。私はすでに以前に登っていたが,連れのリクエストで向かうことにする。R369の香酔峠を越え,額井岳の南面をトラヴァースする細い車道を何とか進んで,十八神社の駐車場に車を止める。
何度登ってもこの山の登りはきつい。ピークからの展望がほとんどないのも5年前と同様。ピークに蚊が多かったのもあって,速攻下山した。
いい加減疲れていたが,まだ2時過ぎだったので,ここはもう一つ欲張りたい。地図で周囲の山を物色していたら,同じ額井火山群の鳥見山・貝ガ平山がまだ未登だったので,慌てて向かう。
鳥見山・貝ガ平山
鳥見山は山頂直下と言ってもよい場所に鳥見山公園があり,ここまで車で上がれるので,ほとんど労なく登ることができる。貝ガ平山へは尾根伝いにルートがつけられており,手軽な縦走気分を味わえる。貝ガ平山ピークも展望はもう一つ。木々の間から額井岳が望める程度。
もと来た道を戻るが、そうとう疲れてきたのか、鳥見山の登り返しはかなりきつく感じた。
やっとのことで鳥見山公園に戻ると、もうすっかり夕方。奈良中部の山々が夕陽に輝いていた。