筑波山

−チープ卒業旅行の第3弾! 登頂後、何故か、名古屋、郡上八幡へ流れていく…−

   
   

山行概要

日 程
1991年3月26日(火)
山 域
筑波山塊
天 気
晴れ
メンバー
単独
コースタイム
JR土浦駅=bus=筑波駅=taxi=筑波神社=1:15=男体山=0:20=女体山=0:10=ケーブル山頂駅【1:45】

記録文(写真はクリックで拡大)

 3/26 晴れ
 大宮のビジネスホテルを早朝に抜け出し、上野経由で土浦に向かう。武甲山両神山と連戦が祟ったのか、何だかエラクしんどい。土浦に着いても、すぐに接続していたバスにダッシュしてまで乗る気がせず、駅前のマクドナルドでゆっくり朝食をとることにする。今日はいつもと違い、コースも短いのでこんな余裕を見せれるのである。
 バスを1本遅らしたため、筑波駅から神社への接続がうまくゆかず、仕方なくタクシーで神社へ。ゆっくり参拝してから、前夜の雨でぬかるみのひどい道を登り始める。ジョグシュで来たので、よく滑る。道それ自体も急登で、完全にナメていた私はひどいめにあった。また、序盤しばらくはケーブルカーと平行して登ってゆくので、ようやく男体山と女体山の鞍部まで登りきった時にはもうバテバテ。
 ここからは両山ともすぐそこだ。まずは左手の男体山に向かう。頂上一帯は巨大な電波塔が林立しており少々目障りだが、展望は抜群で広大な筑波の大平原が一望の下である。反対側の女体山も展望にそう違いはないが、岩ゴロゴロのピークは高山の趣を漂わせている。ここでランチにする。ポカポカした陽気のもと、とても気分の良い昼食であった。

筑波神社拝殿

 帰路はぬかるみを敬遠し、ケーブルで一気に下る。神社前で「ガマの油」を買ってから、帰りのバスに乗り込んだ。
 これで一応連続山行は終了したが、急に長年恋い焦がれた町、郡上八幡に行きたくなったので、往路と逆に、大垣行きの夜行鈍行で名古屋に向かう。








 3/27 雨後曇り

 名古屋に早朝に到着したが、眠くて体が動かず、豊橋まで往復して、爆睡する。
 その後、名古屋城と犬山城に登城した気がするが、雨で写真も残っておらず、記憶が曖昧なので、登城記録には含めていない。
 美濃太田駅まで移動し、鉄ちゃん垂涎の「長良川鉄道」に乗り込む。
 長閑すぎるローカル線の車窓をボーッと楽しみながら、郡上八幡駅へ。陽は大きく傾いていた。この日は民宿に泊まった。








 3/28 晴れ

 何とか天候回復したが、昨日の睡眠不足を引きずり、宿を出たのは9時過ぎ。郡上八幡のまちをてくてくと歩き回る。

郡上八幡のまちから、郡上八幡城天守(左上)を望む

 お目当ての郡上八幡城は修理中で、天守にブルーシートが架けられている箇所があり、残念… 再訪は23年後となった。
 後は、のんびりと電車を乗り継ぎ、帰阪した。何ともチープな「卒業旅行」だった。

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諸国名山探訪

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