−2日連続のスーパー快晴のもと、宇賀渓キャンプ場から竜ヶ岳を周遊。「赤い羊」を堪能しました。−
山行概要
2020年11月1日(日) | |
鈴鹿山脈 | |
快晴 | |
単独 | |
宇賀渓キャンプ村駐車場=0:20=遠足尾根分岐=1:25=遠足尾根合流点=0:05=県境稜線合流点=0:15=竜ヶ岳=0:50=石榑峠=0:10=小峠=0:20=長尾滝=0:25=金山尾根分岐=0:30=宇賀渓キャンプ村駐車場【4:20】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
昨日の釈迦ヶ岳からの鈴鹿連戦。
4時に起床し、コンビニで朝食を取ってから、宇賀渓へスタート。この日も月が煌々と輝いており、天気は完璧そうだ。
暗闇を突き進み、宇賀渓に6時前に到着するが、既に有料の駐車場は160台収容可能なはずだが、ほぼ満車寸前だった…
500円を支払い、何とか駐車スペースを確保し、6時ちょうどに駐車場を発進。他の登山者も続々と出発していく。
まずは宇賀渓本谷右岸沿いの林道を遡っていく。「竜の雫」と呼ばれる水場を過ぎると、遠足尾根の分岐が分かれる。遠足尾根分岐の少し先で林道終点となり、本谷を木橋で渡って、登山道でさらに谷を遡っていくと、魚止滝が現れ、金山尾根の分岐となる。まだ本谷に沿ったルートは続くが、夜明け直後で薄暗いことから、登路にはこの尾根道を採用することにする。
しばらく鉄砲登りが続き、一気に汗だくになったので、この季節だが、Tシャツ1枚で登っていく。
県境尾根までの中間点辺りまで登ると、いったん傾斜が緩み、目指す竜ヶ岳の山頂が一望できる。紅葉が素晴らしそうだ。
再び急登となり、さらに登ると竜ヶ岳がさらに近づいてきた。県境稜線は近い。
昨日登った、釈迦ヶ岳が県境稜線の遥か南に聳えている。
遠足尾根に合流するとさらに眺望が広がる。
遠足尾根合流点から5分ほどの尾根歩きで、県境稜線に到達。
気持ちの良い稜線歩きが期待できそうだ。
いよいよ紅葉したシロヤシオの群生「赤い羊」が現れてきた。鮮やかな赤という感じではないが、それでも綺麗だ。
超絶気持ち良い。「白い羊」も見てみたい。 竜ヶ岳直下の登りはかなりの急登。一歩一歩、慎重に登る。
ついに山頂を攻略。今さらながら素晴らしい展望だ。
ピークから北方の展望。藤原岳と御池岳がデカい。
ピークから南方の展望。釈迦ヶ岳の背後に、御在所岳、そして雨乞岳が並ぶ。
もう少しピークにいたかったが、風が強く、体が冷え切ってしまったので、やむなく下山。
石榑峠目指して、県境稜線をさらに南へ進んでいく。
しばらくはなだらかだが、やがて石榑峠への一気の下りになる。
画像は急降下が始まる直前のポイントから。足元の石榑峠目がけて、急降下が始まる。
鈴鹿特有の花崗岩がザレた斜面なので、超スリッピィだ。木を掴みながら、急な下り坂を凌いでいく。
周囲の紅葉が鮮やか過ぎて、目を奪われるのも、危うい… 画像は「重ね岩」付近の紅葉。
石榑峠近くのザレた白砂の斜面が広がる辺りの紅葉。
路肩駐車の車で埋まる石榑峠から、車道を10分ほど下ると小峠で、ここから再び山道に入り、宇賀渓の源流部を何度か渡渉しながら下って行く。
穏やかだった谷も下るに連れて、水量と険しさが増していく。渡渉ポイントも足の置き場に迷い、ドボンしかける箇所もあった。私がドンくさいだけだと思いますが、水量の少ないこの時期でこれですから、雨の多い時期は注意が必要かと…
先に爆音がするようになったので、大きい滝があるなと予想すると、長い鉄梯子がかかっており、恐る恐る下ると、長尾滝の正面に降り立った。なかなか立派な滝である。
この後も、渡渉や、急斜面のトラヴァースが頻出するなど、なかなか気の抜けないルートが続くが、逆に言うと最後まで飽きさせないルートだ。
唐突に金山尾根分岐が現れ、後は勝手知ったルートになるので、一気に緊張感が失せ、宇賀渓キャンプ村駐車場までちんたら下ったのであった。
2日とも快晴に恵まれた最高の鈴鹿歩きだった。
参考タイム
11/1 | 宇賀渓キャンプ村駐車場 6:00 ⇒ 6:20 遠足尾根分岐 6:20 ⇒ 7:45 遠足尾根合流点 7:45 ⇒ 7:50 県境稜線合流点 7:50 ⇒ 8:05 竜ヶ岳 8:15 ⇒ 9:05 石榑峠 9:05 ⇒ 9:15 小峠 9:15 ⇒ 9:35 長尾滝 9:35 ⇒ 10:00 金山尾根分岐 10:00 ⇒ 10:30 宇賀渓キャンプ村駐車場 |
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