四石山

四石山


小雪も舞った四石山ピーク 小雪も舞った四石山ピーク


【日 程】1997年1月2日(木)
【山 域】和泉山脈
【メンバー】男3人、女2人
【天 気】曇り時々晴れ
【コース】
 南海樽井駅=TAXI=金熊寺=0:45=送電線鉄塔(N0.50)尾根=0:25=送電線鉄塔(N0.51)尾根=0:50=四石山=1:00=JR山中渓駅【3:00】

【記録文】
 難波駅に8時に集合。樽井駅から金熊寺に向かう適当なバスが無く、やむなくタクシーで寺に向かう。(約1800円也)
 去年の新年山行のゴールが金熊寺だったので、2年連続の初詣。ついでに隣の信達神社にもお参りする。
 9時45分にスタート。寺の左手からいったん梅林に上がり、眼下の別所池に進路を取る。細い車道に合流し、別所池の畔を通過、ログハウス風の「森の家」前から山中に分け入る。
 谷沿いの道をズンズン進み、不気味な池をやりすごし、なおも暗いジメジメとした山道を進むと、不意にルートは谷を離れ、左手の尾根に向かっての直登となる。この登り口は赤テープがあるものの、若干判りにくいので注意。
 階段状の急登を10分程で、N0.50と番号の打ってある送電線鉄塔が立つ尾根に登り着く。本来ならこの尾根を直進するのが、四石山への最短コースと思われるが、途中には大規模な採石場が立ちふさがっており、通行不能になっている。そこでルートは谷をいったん下り、もう1本東の尾根に乗り換えるようになっているが、これが何ともまどろっこしい。しかもこれがかなりの急降下&急登で、尾根(送電線鉄塔N0.51が立つ)に登り返した時は息も絶え絶えであった。
 この後は尾根どおしのゆるやかな登りが続く。かなり進んだなと思う頃、不意に採石場の頂上部に到着。ここからは関空をはじめとする泉南が一望のもとで、寒さを忘れてしばしの間展望を楽しむ。
 ここから四石山頂へは5分程で着く。ピーク着12時ジャスト。急に小雪が舞いだし、展望が閉ざされてしまったが、気にすることなく昼食の準備に取りかかる。1時間ほどで昼食を切り上げたが、みな完全に冷え切っていた。
 記念写真だけ撮って、ピークを1時前に出発。ガイドではいったん槌ノ子峠に出てから、山中渓駅に向かっているが、我々はどうも駅に直接降りるルートを下ってしまったようだ。踏跡はしっかりしているが、このコースも登りと同様、何度か尾根をまたいでの上り下りが結構あり、なかなか骨が折れる。最後は「わんぱく王国」という施設の敷地内に降りてきてしまい、この施設がまだオープンしていなかったため、フェンスをまたいでの山行終了と相成った。

 後は、熊野街道の史跡等が残る山中宿をのんびりと散策してから、ミナミの宴会場へ移動した。


      

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