由布岳

由布岳


【日 程】平成3年3月4日(月)
【天 気】曇り後雨
【メンバー】男2人、女1人
【コースタイム】JR湯布院駅=taxi=由布登山口=0:35=合野越=1:10=マタエ(西峰往復45分、東峰往復15分)=0:50=合野越=0:10=飯森ガ城=2:00=JR湯布院駅【5:45】

【記録文】

 3/3 祖母山を終えた我々は、夜更けに湯布院に到着。いつものようにステビーの場所を探すが、綺麗に整備された駅前広場に薄汚い貧乏登山者のいる場所は無く、結局小学校の校庭に無断でテントを張った。

 3/4 6時に予約していたタクシーに乗り込み、一気に盆地を飛び出す。辺りは草原らしいが、まだ薄暗いので良く分からない。ダベりながらチンタラ進むと、特にこれといった登りもなく合野越に着く。ようやく明るくなってきたが、完全無欠の曇天でガックリ。由布のピークが雲面に突き刺さりそうだ。
 気を取り直して、登行を再開。ここからはなかなかの急登。見上げると首が痛くなる程のススキの斜面をジグザグに登る。ようやく頂稜部の一端であるマタエに登り着く。ここは西峰と東峰の鞍部になっており、協議の結果、西峰の方から登ることに決定、岩混じりの急な斜面をよじ登る。が、ピーク直前で凍り付いた岩場が登場し、R嬢はここで断念、私とI氏だけが、駆け足で西峰を往復することになってしまった。
由布岳東峰にて由布岳東峰にて
 再びマタエに戻り、今度は特に問題もなく全員で東峰に到着。降雨直前の空模様ながら、昨日登った祖母や九重は確認できた。
 今にも降りそうなので、休憩もそこそこに、下山を開始する。もときた道を駆け下り、合野越から飯森ガ城に立ち寄り、そこで昼食をとっていると、ついに雨が落ちてきた。慌てて撤収し、湯布院の町に向かって再び下り始めるが、いったん雨は止んでしまった。草原の中を快適に下り、どんどん、盆地の中に吸い込まれる。
金鱗湖にて金鱗湖にて
 かなり歩いたな、感じる頃、金鱗湖に到着。後は駅までブラブラと観光をしながら山行を締めくくった。

 駅前の公衆浴場で汗を流し、久大本線で豊後日田に進出。夕刻の時間を小京都日田の観光に費やす。この夜は日田駅2Fの通路にねぐらを求めた。なかなか快適なステビーだった。次は英彦山だ。


      

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