次郎丸嶽・倉岳

−ウニに惹かれて、天草諸島の2名山を巡る−

   

  

山行概要

日 程
2006年5月15日(月)
山 域
天草(上島)
天 気
晴れ時々曇り
メンバー
単独
コースタイム
今泉=0:45=次郎丸嶽=0:25=太郎丸嶽=0:30=今泉
頂上駐車場=0:15=倉岳=0:10=頂上駐車場【2:05】

記録文

今泉を出発 7:50

 道標に導かれ、今泉を出発。さらに奥の西辺集落まで来ると、頭上の次郎丸嶽はこちらに倒れ掛かってくるように思えるほど、急峻に聳えている。とても400m弱の山とは思えない。予備知識ほとんどなく登りに来ているので、掘り出し物を見つけた気分。(さらに山に失礼)

 集落の最上部の耕作地を抜け、薄暗い林の中へ。「長寿の源水」を経て、次郎丸、太郎丸との鞍部である「遠見平」に到着。残念ながら曇りで遠望は利かなかった。といったポイントを経て、「いなずま返し」の標識が現れる。

「いなずま返し」からの次郎丸嶽 8:21

 「こんなんどこ登るねん」といった岩だらけの形相。実際かなりの急登が続く、「次郎返し」からは、さらに傾斜を増した急坂に簡単な岩場も頻発。この山旅で一番きつかったような気がする。

次郎丸嶽山頂近くの大岩 8:38

 最後は大きな露岩の真ん中を登り、次郎丸嶽の絶頂に到着。天草諸島の大観が広がるが、悲しいかな曇り空で、海の色がもう一つ。

次郎丸嶽を振り返る 9:02

 鞍部に戻り、太郎丸嶽へ。大岩が散りばめられたように点在、それらの間を縫ったり、乗り越えたりと、なかなか骨の折れるルートだ。振り返ると次郎丸嶽の尖った姿が絶品。岩の下降に苦労しながら、慎重に下山。全く事前の下調べをせずに来てしまったが、スマッシュヒットの山だった。

 続いて倉岳へ。天草諸島の最高峰らしいが、頂上直下まで車道が開通しているので、登山の対象というよりは、もう観光気分である。倉岳町側から割と細めの林道を恐る恐る運転。駐車場からはバンガロー村を抜けてすぐに頂上だ。

倉岳頂上の展望 10:38

 御所浦島、牧島などの天草の島々が一望。しかし、既に私の関心は魚に向かっており、心ここにあらず。(ホンマに山に失礼)
 そそくさと車に戻った。

参考タイム

5/15今泉 7:458:30 次郎丸嶽 8:359:00 太郎丸嶽 9:059:35 今泉
頂上駐車場 10:2510:40 倉岳 10:4510:55 頂上駐車場

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