愛宕山・地蔵山

−自宅から自転車で突撃。地蔵山周辺の自然林に癒されました−

   

山行概要

日 程
2009年5月14日(木)
山 域
京都北山
天 気
快晴
メンバー
単独
コースタイム
清滝=1:15=水尾分レ=0:15=愛宕神社=0:45=地蔵山=0:35=愛宕山三角点=0:30=月輪寺=0:25=林道出合=0:05=空也滝=0:30=清滝【4:20】

記録文

 仕事を放置しての平日お気楽登山。前から温めていた自宅から自転車を使っての愛宕登山を実行に移す。地蔵山も恥ずかしながら未踏のままだったし…

 自宅を6時前に脱出。天気は快晴。勢い込んで出たのはいいが、なぜか円町の吉野家で牛丼の並… 腹をさすりながら、仁和寺の脇を抜け、鳴滝へ。アップダウンが多く、もうバテバテ。

広沢池からの愛宕山 6:33

 鳥居本までダラダラと坂が続く。決して急坂ではないのだが、長過ぎる。止まらないように漕ぐのが精一杯。
 昼でも不気味で怖い清滝トンネルを泣きながら通過し、清滝バス停に到着。すでにひと山終わった感の疲労度でもう帰ろうかとも思うほど。

清滝橋を渡る 7:00

 気を取り直して、橋を渡り、表参道へ突入。
 体力トレには打ってつけの展望全く無い急登が続く。超自虐的コースにのっけから汗だくになって登る。

新緑が鮮やか 7:32

 黙々と登るのみ。正直、全く面白味ないコースですね。鮮やかな新緑だけが救い。何でこんなに人気のある山なんですかね。

ようやく展望が 8:03

 京都市街がようやく見下ろせる。このルートは上に行けば行くほど、傾斜が緩くなるので、私の機嫌もようやく直ってきた。

愛宕神社 8:40

 水尾分レを過ぎると、ルートはさらに平坦となり、やがて行く手に黒門が現れる。
 門をくぐると、もう愛宕神社の境内である。いささか拍子抜けであったが、まあ、良いペースで来れたので満足。
 神社でお札をもらい、今日の目的地へと急ぐ。ここまでは前座でいよいよ未踏のピーク、地蔵山へ向かう。テンションがようやく上昇↑。

地蔵山へ 9:06

 神社の横手を抜け、林道をしばし進む。「→地蔵山」の標識に従い、待望の自然林に包まれた登山道へ。表参道の杉林もそれなりに良かったが、やはり山は雑木林でなくては。鮮やかな新緑が目に染みる。
 これまでの不自然に幅広な道から、踏み跡と言っていい登山道で、自然に包まれる喜びに浸る。

愛宕神社方面を振り返る 9:17

 杉林に包まれた境内が黒々と目立つ。
 917の反射板が建つピークからは地蔵山が眼前に迫る。愛宕山の隣にあるので、あまり自然が残っていないと思っていたが、完全に思い違いだった。

地蔵山 9:29

 お約束の展望無しの一等三角点ピーク。それでも瑞々しい自然林に囲まれ、私は大満足でした。

愛宕山三角点からの大展望 10:05

 往路を戻り、これまた未踏の愛宕山三角点に寄り道。神社内の本峰より低いが、展望は広潤。北山から比良方面の展望に酔いしれる。

怒ってます 10:10

 愛宕神社近くの林道にて。登山者は「どこまで図に乗った」のでしょうか? 地権者の怒りが爆発しております。
 神社脇から月輪寺経由の登山口を下る。

空也滝 11:10

 月輪寺は素通りし、どんどん下る。この登路は21年前にボッカ訓練をして、引っくり返った因縁の地。その時の屈辱を振り払うように駆け下りる。
 あっと言う間に林道に降り立つが、空也滝の登り口がすぐ横にあったので、寄り道。
 空也上人が修行したと伝えられる落差12mの滝は涼味満点。髪の毛がベタベタになるのも気にならず、しばらく落ち口にたたずんでしまった。

 東海自然歩道を清滝バス停に戻り、自転車を回収。
 帰路は嘘みたいに楽。5月の薫風を感じながら、疾走した。
 大将軍の王将でのビール&ギョーザで至福の一時を過ごし、向かいの衣笠ラドン温泉の冷凍サウナで昇天したのであった。

参考タイム

5/14清滝 7:008:15 水尾分レ 8:158:30 愛宕神社 8:409:25 地蔵山 9:3010:05 愛宕山三角点 10:1010:20 月輪寺下山口 10:2010:40 月輪寺 10:4011:05 林道出合 11:0511:10 空也滝 11:2511:55 清滝

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