十二坊(岩根山)

−小粒ながらも大展望が広がる山。麓には温泉も標準装備。−

   
   

山行概要

日 程
2005年4月9日(土)
山 域
湖南山地
天 気
快晴
メンバー
私、娘、息子
コースタイム
JR甲西駅=0:45=磨崖不動明王=0:20=十二坊温泉ゆらら=0:40=十二坊=0:35=十二坊温泉ゆらら【2:40】

記録文

 乗り継ぎに手間取ったが、快晴の甲西駅に子ども2人と降り立つ。駅東口から正面に聳える十二坊山頂のアンテナ群を目指して進む。

野洲川を渡る 9:57

 甲西橋は昔は車も渡ってたらしいが、今は歩行者専用になっている。
 約300mもあり、渡るのに5分もかかった。

甲西橋からの野洲川、三上山

 背後には雪を頂いた比良連峰も光っていたが、デジカメには写っていない…
 橋を渡り、ようやく十二坊の山裾に取り付くが、しばらくはその山裾を南へ回り込むように岩根の集落を進む。
 集落の真ん中辺りで、磨崖不動明王への道標があったので、これに従い左折し、沢沿いにダートの車道を登っていく。

磨崖不動明王 10:27

 江戸時代の作。直下まで階段で登れます。なかなか立派で威圧感のある仏様でした。
 ダートを更に進むと、十二坊温泉ゆららに到着。十二坊のピークへは、ここから遊歩道が続いています。

 遊歩道とは言いながら、支尾根を何度もまたいでいくので、無意味(に感じる)アップダウンが多く、結構しんどい。この辺りの山の特徴か、足元はザレているので、子どもは少しの傾斜の下り道でも、滑りそうでビビってしまって、なかなか先に進まない。
 何本か尾根をまたぐと、ようやく本格的に登り始め、しばらく登るとこれまでの暗い杉林から明るい雑木林へと変わり、傾斜もゆるんできた。行く手には十二坊山頂部のアンテナが近づいてきた。

ピーク直下の岩場を通過 11:24

 最後は岩混じりの急登となるが、子どもたちはガンガン登っている。

十二坊山頂 11:30

 背後の山は飯道山。ピーク一帯は砂山になっていて、展望は最高。

観音寺山方面を望む

 観音寺山(左)の奥に雪を被った高山を発見。(この写真ではかすかにしか見えませんが…) 家に帰ってカシミールで確認したら、どうも能郷白山のようです。

鈴鹿山脈

 雨乞岳、御在所岳付近の山並み。しばらく鈴鹿には行ってないので、久しぶりに行きたくなってきました。
 この景色を見ながら、極上のランチタイム。さすがに子どもたちも気持ち良さそうです。

同じルートを下山 12:35

 気持ちの良い雑木林をのんびり下山。この後は温泉が待っている。

十二坊温泉ゆらら 12:55

 今日はみんな花見に行っているのか、風呂はガラガラだった。本日の男湯は露天風呂無しの方で少々残念。
 2時間近くの長湯ですっかりリフレッシュした後はバスで甲西駅へ。のんびりおだやかな春の休日でした。

参考タイム

4/9JR甲西駅 9:4010:25 磨崖不動明王 10:3010:50 十二坊温泉ゆらら 10:5011:30 十二坊山頂 12:2012:55 十二坊温泉ゆらら

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