烏谷山・比良岳

烏谷山・比良岳


【日 程】1996年5月25日(土)
【山 域】比良連峰
【メンバー】嫁、私
【天 気】快晴
【コース】出町柳駅=バス=坊村=0:40=牛コバ=1:20=大橋=0:35=南比良峠=0:20=荒川峠=0:25=烏谷山=0:15=葛川越=0:15=比良岳=0:30=木戸峠=0:20=クロトノハゲ=0:25=打見山【5:05】

【記録文】
梅ノ木行きバスは3台も増発されたにもかかわらず、超満員。今回の山行はこのバスが一番しんどかった。
09:10 バス停を出発。御殿山コースをとるか最後まで迷ったが、結局私が今まで行ったことのないルートをということで、奥ノ深谷に沿って登るコースに決める。
09:50 林道を快調に飛ばし、牛コバ着。ここから白滝谷コースを分け、摺鉢山から延びる尾根の末端に取り付く。見事な新緑の中、ゆるやかに登っていく。このコースは奥ノ深谷の沢音がいい目安になる。最初は遠かった沢音がしだいに大きくなってきて、最後には沢のほとりにおりる。この源流帯の雰囲気は何ともいえない爽やかさで、ゆっくりと腰を落ち着けて休憩する。
11:15 大橋着。すっかり細くなった沢筋をなおもつめる。
11:55 南比良峠着。期待していた琵琶湖側の展望は春霞の中。どうも気温が上がりすぎているようだ。ここからは主稜線を南に進む。それにしても比良の新緑がこんなに奇麗だったとは。もう比良には30回ほど来ているのに、まったく気づかずにいた。
12:15 荒川峠着。この先適当な場所も無さそうなので、ここでランチにする。保冷パックとアイスノンの組み合わせでビールも不満の無い冷え具合。満足、満足。
12:50 すっかり赤い顔で出発。この先を歩くのは初めてで、周囲の景色を確かめるように進む。
13:15 烏谷山着。三角点は縦走路から少し北に登ったところ。ここからの展望はまあまあ。蓬莱山が大きい。烏谷山からの急降下をこなすと葛川越に降り立つ。昔は賑わったらしい峠も今は山麓からのルートはすでに廃道となっており、静寂があたりを包んでいる。
13:50 葛川越からわずかな登りで比良岳に到着。周囲は木々に覆われた平坦地でピークという感じはしない。ここからはアップダウンのほとんどない、さわやか森林浴コースとなるが、嫁はしだいに疲れてきたようだ。
14:50 クロトノハゲ着。堂満、釈迦へと続く山並みが素晴らしい。ここで志賀駅への下山はあきらめて、打見山を目指す。ゴンドラを見上げながらの今日最後の登りを頑張る。
15:25 打見山着。さすがに人が多い。

 後は、観光客に紛れ込み、ゴンドラで下山した。新緑は本当に鮮やかで、比良を見直した1日だった。


      

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