京都北山(桟敷ヶ岳から魚谷山)

−薄く雪化粧したクラシックコースを歩く−

   

山行概要

日 程
1986年1月19日(日)
山 域
京都北山
天 気
晴れ後曇り
メンバー
男6人
コース
叡山電鉄出町柳駅=BUS=岩屋橋〜岩屋山〜桟敷ヶ岳〜狼峠〜魚谷山〜滝谷峠〜奥貴船橋〜叡山電鉄貴船口駅

記録文

 高校のクラブ山行。北山のクラシックコースを歩む。いつものように登山者を満載した京都バスに乗り込むが、次々と下車していき、終点の岩屋橋まで乗車したのは我々だけだった。
 古い木馬道の跡が所々に残る昔からの峠道をゆるやかに登る。積雪は大したことなさそうだ。薬師峠では桟敷と反対側の岩屋山が気になり、峠から距離的にはすぐだったので、強引に登頂した。(薄い踏み跡はあった。)
 桟敷へは、北山では珍しくすっきりとした尾根歩きが楽しめるところ。植林が多いが、それでも所々に現れる自然林の爽やかさと送電線の鉄塔からの展望も素晴らしく。何度でも来てみたくなるところだ。

桟敷ヶ岳山頂

 桟敷のピークでも積雪は10センチあるかないか。爽やかな青空が広がっていた。

 あまり広くはないピークは人で溢れていたので、残念だが早々に下る。祖父谷へ直接下るルートを選ぶが、これがかなり急で、雪のせいもあってみんなコケまくりながらの下降となった。谷に近くなって、ようやく傾斜がゆるむ。
 すぐに狼峠に登り返す。狼峠から魚谷峠間の尾根は植林の手がほとんど入っておらず、ホンマに気持ちの良いところ。私のお気に入りのコースです。
 魚谷峠から魚谷山を越え、柳谷峠へ。だいぶ疲れてきた。帰りのバスの便も考えて、電車で帰るために、滝谷峠も越えることにする。雪でルートが不明瞭なところも一部あったが、何とか奥貴船橋に降り立ち、足を引きずりながら車道を貴船口駅まで車道を歩いた。

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諸国名山探訪

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