室生古道

−榛原の高井から,春爛漫の室生寺、大野寺へ。至極の古道歩き−

   

山行概要

日 程
2014年4月27日(日)
山 域
室生古道
天 気
快晴
メンバー
単独
コースタイム
高井=0:25=仏隆寺=0:15=唐戸峠=0:30=西光寺=0:15=室生寺=0:25=門森峠=0:50=大野寺=0:05=近鉄室生口大野駅【2:45】

記録文(写真はクリックで拡大)

 カレンダーが上手くつながらず、ゴールデンウィークとは名ばかりの連休前半。1日快晴が見込まれたことから、近所の散策を検討。そう言えば、室生寺は久方行ってなかったし、一度、室生古道を歩いてみたいなとも考えていたので、近鉄電車の人に。
 京都から大和八木で乗り換え、榛原へ。この駅に降り立つのは、7年振りくらいだが、新興住宅地と昔からの集落が混在した景色は相変わらずだ。
 今回の起点となる高井まで、適当な時刻のバスが無いことは分かっていたので、タクシーを奮発。

高井 9:30

 高井バス停から仏隆寺へ向かう車道を一人進む。

仏隆寺の千年桜 9:56

 最初は、単調な何の変哲もない車道だが、登るにつれ山里の雰囲気が色濃くなり、仏隆寺近くになると、思わずニンマリとするほど。
 有名な千年桜の新緑を愛でながら、仏隆寺の山門をくぐり、境内を散策。寺から、さらに細くなり、車の通行は絶対不可能な車道を詰めれば、唐戸峠のところで立派な車道に出合い、以降、この車道をのんびり下る。

室生の里が広がる 10:54

 西光寺の少し先で、パッと景色が開け、室生の里が広がる。先ほどの仏隆寺周辺と同様、素晴らしい長閑さの山村風景が広がる。これだけで、今日来た意味があったというものだ。朗々と下る。

室生寺五重塔 11:34

 室生寺山門前の「橋本屋」さんでにゅうめんを掻き込み、27年振りの室生寺へ。境内はシャクナゲが満開。超ドS向きの奥ノ院の超急登参道もしっかりと登り、大満足で寺を後にし、東海自然歩道をさらに大野寺へ。
 渋い集落を抜けると、いきなり唐突に現れる「室生山上公園芸術の森」の横から山道となり、少しの登りで門森峠を越えると、以降、沢沿いにゆるやかに下って行く。いかにも東海自然歩道と言った感じのルート取りだが、それ故にやや単調で、最後は飽き気味だった。

大野寺弥勒磨崖仏 13:35

 再び車道に出合い、宇陀川を渡ると大野寺は近い。有名な磨崖仏が出迎えてくれた。大野寺の境内でこれまたのんびり爽やかハイクを満喫できた2014GWの第一弾山行だった。

参考タイム

4/27高井バス停 9:309:55 仏隆寺 10:0510:20 唐戸峠 10:2010:50 西光寺 10:5011:05 室生寺 12:2012:45 門森峠 12:4513:35 大野寺 13:4013:45 室生口大野駅

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