日 程 | 1987年10月31日(土)〜11月1日(日) |
山 域 | 鈴鹿連峰 |
メンバー | 男5人 |
コースタイム | 10/31 JR甲賀駅=TAXI=深山口=0:15=大原ダムC.S.【0:15】 11/ 1 大原ダムC.S.=1:25=那須ヶ原山=1:50=坂下峠=0:25=溝干山=0:30=高畑山=1:00=鈴鹿峠バス停【5:10】 |
10/31 曇り
サークルの定例山行。今まであまり行く機会のなかった鈴鹿、それもマイナーな南鈴鹿に向かう。
大原ダムのキャンプ場は快適なテン場だったが、季節のせいかテントを張っているのは我々だけで、寂しい夕景が広がっていた。
11/ 1 曇り
6時発。目の前に横たわる那須ヶ原山目指して、まずは林道を進む。やがて標識に導かれ山道に入るが、登山道は那須ヶ原神社への表参道になっているので、とてもよく整備されている。黒部滝を通過し、植林だが笹の下生えが美しい林を抜けるとピークに到着。那須ヶ原神社にお参りする。展望はあまり良くない。
唐木のキレットを振り返る
稜線を進む。結構細かいアップダウンがある。唐木山のピークからはキレットを下るが、ザレの足下さえ注意すれば何の事は無い。いったん坂下峠に大きく下る。峠手前からはこれからたどる溝干・高畑山を雄大に望むことができる。登り返し、眺望全く無い溝干山を通過し、いよいよ南鈴鹿でも那須ヶ原山と並び主峰格の高畑山へ。どんよりと曇ってはいるが、展望は最高。正直この当時はこの辺りの山の知識があまり無く、山座同定は覚束なかったが、それでもの果てしなく続く鈴鹿の山並みには感動した。
山頂からザレたりして足場の悪い稜線のアップダウンを何度かこなすと、急に足下の景色が広がる。これがガイドブックに載ってる
ナイフリッジである。まあ、見た目も大したことは無いし、実際の通過も特に問題なし。それでも縦走の良いアクセントになっているポイントである。
さらに下ると昔は東海道の難所だった鈴鹿峠。今は往時を思わせるものは標石のみの静かな峠。滋賀県側に下り、バスで亀山駅に出た。