松島〜東尋坊

−越前蟹ツアーの前座として、東尋坊付近を探索−

   
  

山行概要

日 程
2016年12月10日(土)
山 域
東尋坊
天 気
曇り時々雨
メンバー
MM(♀)、KN(♂)、私
コースタイム
松島バス停=0:40=大湊神社=0:10=雄島バス停=0:35=東尋坊【1:25】

記録文(写真はクリックで拡大)

 財布の限界に挑戦する越前蟹がお目当ての福井の旅。早朝のサンダーバードで、あっと言う間に福井駅。
 本日民泊(笑)させてもらう予定のMMのお母さんに、余計な荷物を車で回収してもらう。ありがたや。

憧れの、えちぜん鉄道で三国港へ 9:04

 前から乗ってみたかった、京福電鉄改め、えちぜん鉄道で三国港へ向かう。雪国らしく、思いっきり暖房の利いた車内でボーッとしていたら、案の定、三国港の一つ前の三国駅を終点と間違えて降りる大失態(笑)。

三国駅から徒歩で三国港駅へ 10:30

 最初のターゲットにしていた「お食事処 田島」の始業まで、あと1時間あるので、1キロ先の三国港駅まで海沿いにのんびり散策する。だが、寒い!
 1時間みっちり歩くことができず、這う這うの体で「お食事処 田島」さんが、向かいで営業している鮮魚店に飛び込み、目の保養に越前蟹を眺めながら暖を取る私達。
 そして、11時ジャストに「お食事処 田島」さんへ。そんなに狭くない店内はすぐに満席となった…

ノドグロ焼き! 11:17

 本来、蟹をチョイスすべきだが、メインは夜に予約してあるので、それ以外をオーダーすることに。
 ノドグロ焼きがたった1000円!(笑)

造り盛りで昇天! 11:29

 そして造り盛り4000円で昇天! MMはよせばいいのに、海鮮丼も一人注文し、食べ過ぎで腹を抱えていた。
 腹ごなしに少し歩くことにし、12時46分発のバスで雄島へ向かう。

雄島へ 13:08

 雄島橋で島に渡り、逆時計回りに島を1周することに。雄島は東尋坊から飛び降りた人が潮に流され、流れ着くところで、福井県随一の心霊スポットとしてあまりに有名である(笑)

流紋岩の断崖が広がる 13:19

 島全体が流紋岩でできており、柱状節理や板状節理の断崖があちこちにある。冬の日本海の荒波と合わせ、なかなかダイナミックな景観が広がっている。
 岩壁沿いに、島の北側を回り、スダジイ、タブノキ、シロダモなど、温暖な気候を好む木々の繁る森の中へ。
 すぐ大湊神社が現れる。

大湊神社に参拝し、雄島を後に 13:50

 大湊神社は、白雉年間(大化の後の元号で、650〜654年)に勤請されたと伝えられる式内社である。
 源義経が落ち延びる際に立ち寄って家臣の兜を奉納したとか、社が朝倉義景の後援を受けていた際に明智光秀が訪れて漢詩を詠んだという伝説が残る。
 かつての社殿は織田信長によって焼き払われ、現在の社は元和7年(1621年)に造立されたという。

荒磯遊歩道で東尋坊へ 14:21

 本土に戻り、まだ時間もあるので、東尋坊まで歩くことに。
 海岸沿いに「荒磯遊歩道」が通じており、黒松の生い茂る断崖横の小道が、東尋坊まで通じている。

東尋坊 14:47

 東尋坊は、何回か来ているが、いつ来ても「自殺をする前にここに電話して下さい」という張り紙に笑ってしまう。しかし、今回はそのボックスに「この人を探しています!」という顔写真付きポスターが貼られており、笑えない…

 今年の夏にオープンした「IWABA CAFE」(どうみても鳥取の「すなば珈琲」のパクリだが…(笑))で休憩してから、バスで三国港駅に戻り、すっかり冷え切った体を、近くの「三国温泉ゆあぽーと」さんで温めることに。「ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉」とのことだが、無色透明で塩素臭がきつく、あまり、温泉と言う感じはしなかった。
 それよりも、サウナと水風呂の温冷交代浴×5セット以上を繰り返し、今旅本番の夕食に向けて、調整を万全にする私(笑)
 三国港駅17時41分発の電車で福井駅には18時半過ぎに戻り、中心街の片町へ徒歩15分ほどの移動。

 さぁ、ついに、メインイベントの始まりである。福井市内で屈指の名店である「いわし屋」さんへ突入する。
 「いわし屋」さんは、創業1200年! もともとは茶店だったが、旅人が食事中、いわしの骨をのどに引っ掛けて苦しんでいた所、弘法大師が通りがかり、「この店にある井戸水を飲ませよ」と教えられたところ、旅人の骨はいっぺんに取れ、この時から「いわし屋」と名乗るようになったと言う。

せいこ蟹でスタート! 18:58

 越前蟹23000円のコース開始! まずは、せいこ蟹から! せいこにも、越前蟹の証し、黄色のタグがしっかりと。

茹で蟹! 19:36

 蟹刺し、そしてメインである茹で蟹が3人で1.5杯登場!

焼き蟹! 20:15

 そして、焼き蟹ともう笑いが止まらない!

最後はせいろ蒸し! 21:00

 最後は、せいこの身と内子、外子がみっちり入った、もち米のせいろ蒸しで昇天!
 御代は3人で、89456円だった…

福井県民のソウルフード「秋吉」! 22:06

 しかし、福井の夜はこれから。福井発祥で全国に進出している数少ない外食チェーンの「秋吉」の福井片町店へ突入。2時間前に前を通った時は行列になっていたが、ラッキーにもすぐ入店できた。
 福井県民のソウルフードである「純けい」でフィニッシュ! これで5本320円と脅威の価格設定! 満足してMMの実家へ歩いて移動する。
 MMの実家でも、ひとしきり暴れた挙句、爆睡… MMのお母さん、ごめんなさい…
 明日は、一乗谷へ。

参考タイム

12/10雄島バス停 13:0513:45 大湊神社 13:4513:55 雄島バス停 13:5514:30 東尋坊

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