−ジャングルを突破し、沖縄本島最高峰へ−
山行概要
2017年12月15日(土) | |
曇り | |
単独 | |
与那覇岳登山口=0:15=分岐=0:10=アムウェイ記念碑=0:15=与那覇岳=0:15=アムウェイ記念碑=0:25=与那覇岳登山口【1:20】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
駐車場からさらに奥にダートの林道が続いているが、車止めがあり、歩くほかない。
幅広のダートを進むが、両側に鬱蒼とした茂った森の密度が凄い。湿度も高く。これまで登ってきた沖縄の山とは一味違う感じ。
南の島では馴染みの大葉のクワズイモも出迎えてくれたが、とにかくシダ類が優勢で、特にヒカゲヘゴは気持ち悪い。
「国頭郡与那覇岳九合目以上の植物群」と書かれた石碑が途中に建つ。
池には準絶滅危惧種の腹の赤いシリケンイモリが生息しているらしいが、発見できなかった。
分岐からは徐々に林道の幅が狭くなってくる。
林道終点の広場。生い茂ったシダに囲まれるように記念碑が建っていた。
記念碑には、この辺りの土地は、アムウェイが自然保護のため、1500万円を助成し、ヤンバル自然保護の会が購入したと書かれてあった。
手前の緑の看板は、潟潟Rーの支援で、NPO法人やんばる森のトラストが、同じく土地を購入したと書いてあった。
いよいよここから登山道となる。トラロープのかけられた急斜面を登る。
ここからは完全に藪漕ぎ(涙) 踏み跡はしっかりしているが、藪が覆いかぶさっていて、全く見通しが利かない。この時期で良かった。暑い時期なら速攻撤退していただろう。とは言え、距離は僅かなので、10分ほどで最高点(503m)と思われる地点を通過すると(何の標識もない)、数分で山頂広場に到着した。
見てのとおり、何の展望もない(笑)
しかし、沖縄本島最高峰を攻略した私はとても満足であった。もう二度と来ることはないだろう…
そそくさと帰路につく。
再び藪を漕ぎ、アムウェイ広場に出ると、さすがにホッとする。
後は、ずっとヒカゲヘゴやクワズイモを眺めながらの林道歩き。林道とは言いながら、路面は苔むしており、スリップ注意。
初めて同業者とすれ違う。本当最高峰であるが、登る人はあまりいないと思われる。
終わってみれば、あっという間の我那覇岳登山だった。
参考タイム
12/16 | 与那覇岳登山口 8:00 ⇒ 8:15 分岐 8:15 ⇒ 8:25 アムウェイ記念碑 8:30 ⇒ 8:45 与那覇岳 8:55 ⇒ 9:10 アムウェイ記念碑 9:10 ⇒ 9:35 与那覇岳登山口 |
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