富士写ヶ岳

−剱岳日帰りの前哨戦として、深田久弥縁の山を軽くピストン−

   
  

山行概要

日 程
2014年9月13日(土)
山 域
加越山地
天 気
晴れ
メンバー
OT君,Wヒロシ(I.ヒロシ、F.ヒロシ)
コースタイム
我谷コース登山口=1:50=富士写ヶ岳=1:20=我谷コース登山口【3:10】

記録文(写真はクリックで拡大)

 いよいよ懸案の剱岳日帰りという壮挙(暴挙)を実行する時がやってきた。精鋭?メンバーも揃え、テンションは上がりまくっていたが、どうも不安定な天気が続く。当初は連休初日の土曜日を決行日としていたが、日曜日の方がマシそうだったので、直前で1日ずらすことに。土曜日もそんなに天気は悪そうでなかったので、どうせなら北陸の山を一つやっつけようと言うことで、深田久弥が初めて登ったと言われる富士写ヶ岳をチョイス。
 しかし、前日19時発の予定が、当日5時発に遅れたせいで、つい飲みに行ってしまった私は、2次会まで完全燃焼し、帰宅したのは午前3時前…
 当然のように起きられず、迎えに来たI.ヒロシ氏のケータイ着信で叩き起こされ、意識朦朧の中、北陸道の丸岡ICまで運ばれる。いつものことながら、すいません。
 コンビニでメガシャキを一気飲みし、何とか覚醒を図るが、二日酔いと睡眠不足で体調は最悪。ホンマにアホです。
 インターから15分ほどで、登山口のある我谷ダムに到着。空はすっかり晴れ渡って来た。顔を何度もシバいて、何とか出発する。

出発 8:42

 まずは、ダム湖を長い吊橋で対岸に渡ってから、登山口に入るが、いきなりの急登で幕を開ける。私はあっと言う間に全身汗だくになり、メンバーからも遅れ気味。しかし、ひと汗かけば、酒が抜け、徐々に調子が出てくるのはいつものこと。

少し登ると眼前に富士写ヶ岳が… 9:04

 このコースは、確かに急だが、一定の斜度で続くので、ペースを掴みやすい。

ブナ林の中を登る 9:53

 また、次第に周囲は見事なブナ林となり、これを見ているだけでも、気が紛れる。
 一気に標高差800mを登り切り、主稜線に到達。ピークは右にすぐだ。

富士写ヶ岳頂上 10:32

 小広いピークは展望良好。白山は残念ながら霞の向こうだったが、日本海と小松方面がワイドに見下ろせる。カップラーメンの昼食を取るが、私は、向かい酒として、缶ビールを取り出し、他の2人から冷たすぎる視線を浴びる…

ブナを愛でながら下山 11:11

 帰路は明日にダメージを残さぬよう、スローペースかつ、ストックをフル活用し、慎重に下った。良い前哨戦になった山行であった。
 登山口からは車で10分ほどの所に、名湯、山中温泉が湧いているので、道の駅「山中温泉ゆけむり健康村」でのんびり入浴し、一路富山へ。
 富山の居酒屋の名店に片っ端から電話し、断られ続けた挙句、何とか「親爺」さんを開店直後の16時から押さえることができ、突撃!

造り盛でスタート! 16:47

 明日に大一番を控えているとは思えない緊張感のなさ…

鮎の塩焼き! 16:47

 ホントに明日は大丈夫か?

メインが来ました! 16:58

 のどぐろ塩焼き降臨! 最後はタラ汁でフィニッシュ!
 大満足の後、いよいよ登山口の馬場島へ。しかし、またしても酔っぱらった私は爆睡… いつ到着したかも記憶なし…
 明日の剱岳早月尾根は一体…

参考タイム

9/13我谷コース登山口 8:4010:30 富士写ヶ岳 11:1012:30 我谷コース登山口

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