−冬野から明日香へ。彩の里山歩き−
山行概要
2007年11月25日(日) | |
多武峯・明日香 | |
快晴 | |
Sさん・私 | |
談山神社=0:15=御破裂山=0:30=冬野=1:25=栢森=0:40=稲淵=0:35=橘寺=1:05=近鉄橿原神宮前駅【4:30】 |
記録文
快晴の予報に誘われて、久しぶりの飛鳥紀行。この辺りもだいぶ足跡で埋まってきたが、今日は多武峰から飛鳥へ歩もうと思う。個人的には冬野の再訪が楽しみだ。
桜井駅からバスで多武峰へ。発車直前のバスに飛び乗ることができ、同行のSさんと「ラッキーやね」と言い合っていたら、ウォーキングイベント専用の臨時バスだった。今更降りるわけにもいかないので、そのまま乗せてもらった。
談山神社はまだ10時前だというのに、人、人、人だった。紅葉は素晴らしかったが、あまりの喧騒に集中して眺めることができない。境内を一通り駆け足で参拝し、逃げるようにして山手の方へ向かう。
談山を経て御破裂山へ。談山神社と同様、17年振りの再訪だが、全く記憶があやふやである。あの時は東側の音羽山から熊ヶ岳の眺めが良かったような記憶があったのだが、今回は、西側の桜井から飛鳥方面の眺めが印象的だった。
御破裂山から幅広のダートを下っていくと、談山神社の西大門跡に出る。
飛鳥へはここから最短コースとなる車道が下っているが、少々歩き足りなくなるのと、冬野集落をスルーしてしまうことになるので、少々回り道をする。
静かな植林の中のダートを進む。我々の話し声と風の音だけが、辺りの静寂を乱していく。不意に家屋の前に飛び出す。
ずっと再訪したかった冬野の集落にようやく到着。何がどう良いのか説明が難しいが、とにかく山中に抱かれたたたずまいが絶妙なんです。集落の南外れの眺めの良いところで休憩。
飛鳥へ向かう。何の変哲もない車道歩きだが、車がほとんど通らないのと、周囲の紅葉が素晴らしくて、全く苦にならない。
いい加減、お腹が空いてきたので、途中の畑集落の空き地に腰をおろす。
Sさんが持ってきてくれたフランスパンのサンドウィッチとワインが絶品。心地良いそよ風の中、「あ〜ほんまに来て良かったなあ」と何度も悦に入る私。
飛鳥へは、いったん戻り気味に谷を大きく迂回する。薄暗い植林林が続き、辟易としてきた頃、急に目の前が明るくなる。
降り立った栢森の集落は、まだ記憶がはっきりとある。それもそのはず、平成18年の2月に訪れたばかり。周囲の鮮やかな紅葉もあり、さらに印象が良くなった。
後は勝手知ったコース。けっこう歩いてきた気がするが、全く疲れを覚えない。天気さまさまである。
定番の光景。何も言うことはありません。
物凄い人出でごった返している石舞台はパスし、橘寺へ。最後のイベントとして、ゆっくり拝観する。境内から見下ろす夕暮れの飛鳥に見惚れてしまう。
近くの健康福祉センター「たちばな 太子の湯」(温泉ではないです)に立ち寄ってから、橿原神宮までのんびりと歩く。
駅前の焼き鳥屋で打ち上げ。Sさん、お疲れ様でした。
参考タイム
11/25 | 談山神社 10:25 ⇒ 10:40 御破裂山 10:50 ⇒ 11:05 西大門跡 11:10 ⇒ 11:25 冬野 11:30 ⇒ 12:10 昼食(畑集落) 12:45 ⇒ 13:30 栢森 13:30 ⇒ 14:10 稲淵 14:10 ⇒ 14:45 橘寺 15:00 ⇒ 15:10 たちばな 太子の湯 15:55 ⇒ 16:50 近鉄橿原神宮前駅 |
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