−2年振りの自虐歩行−
山行概要
2007年6月28日(日) | |
京都北山・東山 | |
曇り時々晴れ | |
単独 | |
叡山電鉄二ノ瀬駅=0:25=鞍馬=0:40=静原=1:00=大原=0:55=仰木峠=1:45=延暦寺=1:20=京阪松ノ馬場駅【6:05】 |
記録文
仰々しくぶち上げた割にはなかなか先へ進まない東海自然歩道踏破企画。ようやく3回目の決行となる。蒸し暑い折ではあるが、何とか大津辺りまでは行きたい。(東海自然歩道その1(箕面〜沓掛)、その2(沓掛〜二ノ瀬)はこちら)
出町柳から叡電に乗り込む。久しぶりの有給休暇。人の流れと真逆なのが嬉しすぎる。
前回のゴール地点である二ノ瀬駅下車。準備体操をするだけで汗が噴き出してくる蒸し暑さ。鞍馬までの味気ない車道歩きでスタート。
こんなに人気の無い鞍馬寺は初めて。ゆっくり参拝したかったが、先は長いのでスルー。
昔、伝教太子が比叡山への帰路、薬王を見たという薬王坂へ。排気ガスに悩まされるよりはマシだが、今度は蜘蛛の巣に悩まされる。直撃弾を顔面に数発受け、モチベーション急降下。
峠から駆け下りると、一気に視界が開け、静原へ着陸。のどかな山村歩きが続く。集落が尽きると再び山間の道となり、ゆるやかに登って行く。
車道をまたぎ、渓流沿いの気持ちの良い道を下っていけば、もうそこは大原の一角である。
紫色が印象的なシソ畑を抜け、盆地を北上。寂光院、三千院もパスして、南に反転。上野町の辺りから、比叡山上に向かって元三大師道を登り始める。しばらく渓流沿いで涼しかったが、流れを離れてからのジグザグ登りは完全にサウナ状態。何でこんなことを好き好んでやっているのか、まったく因果な商売である。
久しぶりの涼風が気持ちよい。
再び樹林の中のムシムシした歩行となる。自然歩道は稜線を離れるのでナメていたが、結構、アップダウンがあり、もうキレそう。
奥比叡ドライブウェイをトンネルでくぐると、横川中堂の入口に出るが、ここもパス。延暦寺へはまだまだ長い。アップダウンがあまりなくなったのが救い。今日はダイエットも兼ねているので、口に入れるものとしては、アミノ酸のゼリーのみ。空腹はあまり感じないが、結構疲れてきた。
ようやく西塔の一角へ。拝観の受付があるが、我々ハイカーはその旨伝えれば、無料で通してくれる。
あ〜だいぶ疲れてきた。この程度でバテるとは。体力の衰えを実感。
たまらずアイスクリームを購入。大津まではまだまだ遠い。後ろ髪を引かれる思いでケーブル駅を通過。
弁天堂から先へ進もうと思った直後、衝撃の看板が… 通行止めなら仕方が無い。恐らく通行可能だと思うが、疲れきった体には格好の言い訳となってしまった。
次回は比叡山まで登ってこないといけないので、非常に痛いが、もう気持ちが完全に切れてしまった。とぼとぼと坂本へ下っていく。
体中汗でベタベタ、塩を吹いている状態で松ノ馬場駅に到着。大顰蹙だがそのまま電車に乗り込む。頭の中に去来するのは、近所の銭湯の水風呂とビールのみ。
もう一つ不完全燃焼の東海自然歩道歩きだった。
参考タイム
6/28 | 叡山電鉄二ノ瀬駅 8:45 ⇒ 9:10 鞍馬 9:10 ⇒ 9:50 静原 9:50 ⇒ 10:50 大原(三千院前) 10:50 ⇒ 11:45 仰木峠 11:45 ⇒ 13:30 延暦寺 13:40 ⇒ 15:00 京阪松ノ馬場駅 |
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