秋の白山

−白山6度目にして、初の秋山! 秋晴れの下、室堂でジンギスカンBBQも堪能、福井グルメも堪能し、大満足の日帰り登山−

   
  

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山行概要

日 程
2022年10月15日(土)
山 域
白山連峰
天 気
晴れ後曇り
メンバー
♀(MB、SNさん)、♂(KN、私)
コースタイム
別当出合駐車場(下段)=0:10=別当出合=0:35=中飯場=1:20=甚之助避難小屋=0:25=南竜ヶ馬場分岐=0:40=黒ボコ岩=0:20=室堂=0:55=御前峰=0:30=翠ヶ池=0:40=室堂=0:20=トンビ岩=0:40=南竜ヶ馬場=1:35=中飯場=0:35=別当出合駐車場(下段)【8:45】

記録文(写真はクリックで拡大)

 10/15 晴れ後曇り

 久しぶりに職場の仲間を連行し、山へ。
 メンバーの力量的にかなりの背伸びだが、白山を日帰りで目指すことに。別当出合へのマイカー規制も今週から解除されるし…
 厳しい山行を計画しながらも、その日泊まる福井ナイトの計画や、山上でのBBQ食材の調達など、本筋とは違うところに注力してしまう私(笑)…

 別当出合から御前峰往復のミニマムプランでも、コースタイムは8時間未満もあり、BBQも考えると時間の余裕が欲しかったので、京都市内を0時に出発し、別当出合到着後、そのまま歩き出すという無謀なプランを立案。
 中部縦貫自動車道の永平寺大野道路が夜間通行止めという状況はあったものの、快調に走行し、別当出合には3時前に到着。駐車スペースがあるか心配していたが、2段ある駐車スペースの上段は満車だったが、下段は余裕で止められた。

別当出合を出発! 3:30

 狂気の3時20分発(笑) 駐車場から別当出合の登山口まで500mほど離れていて約10分を要す。
 別当出合から吊橋を渡る。暗闇のせいもあり、めっちゃ怖い…
 じわじわと登って行くが、睡魔と暗闇のせいで、ほとんど記憶が(笑)… トイレと水場のある中飯場を通過し、一気に甚之助避難小屋へ。

甚之助避難小屋 5:25

 ここまで。タイムはあまり縮まってはないものの、寝不足を踏まえれば、快調に登ってきた。
 だいぶ空が白んできた。小休止し、黒ボコ岩を目指す。

やっと夜が明けた! 5:51

 空が徐々に紅色になるのを眺めながら、登り続ける。
 南竜ヶ馬場へのルートを右に分けると、沢の現頭部を何度か横断しながら、トラヴァース気味に登って行く。

前衛の山々 6:12

 左から、赤兎山、経ヶ岳、大長山が並ぶ。大長山には未だ登れていない… いつ行けるのか…

別山 6:26

 しだいに傾斜が強まり、ペースが鈍る。
 牛歩戦術で突破し、振り返れば、別山と肩を並べる高さに…

黒ボコ岩へ 6:34

 黒ボコ岩がすぐ頭上に現れ、気勢が上がる。秋の空が爽やかだ。

黒ボコ岩 6:35

 黒ボコ岩に登り着く。左手から観光新道が合流してくる。
 ここまで登れば、室堂までは標高差200mちょっと。もう登ったも同然だ。

弥陀ヶ原 6:40

 黒ボコ岩は、弥陀ヶ原の南西端に位置しており、岩からすぐに平坦な高原が広がる。草紅葉のピークは過ぎており、残念。
 木道が敷設されているが、平坦なのに超スリッピィで危ない(笑)
 草原を縦断すると、室堂まで最後の登り。一気に越えていく。

早朝BBQ@(笑) 7:18

 朝3時半から補給なしで歩いてきたので、「腹減った」の声が上がり、何と朝7時からBBQ開始(笑)
 今夏の大山と同様、ザックから「松尾ジンギスカン」を取り出す私(笑) しかも、ラム、マトン、マトンロースの豪華400g×3袋(笑)

早朝BBQA(笑) 7:21

 そして、サッポロクラシック350ml×3缶を取り出す私(笑) 保冷パックに入れて、大事に持ってきたのだ。
 朝からプシュ! プハー! サイコー!(笑)… ジンギスカンの他、あらびきウインナーやゆで卵なども飛び出し、酒が止まらない(笑)

早朝BBQB(笑) 8:01

 あっと言う間に3本飲み切ってしまい(笑)、山小屋の売店を覗くと、8時にして生ビールを売っていたので、飛びつく私(笑)
 まだ8時台で、標高2400mを超えた地で、すっかり泥酔してしまった(笑)

やっと御前峰へ(笑) 8:30

 結局、1時間半も室堂に居座り、しつこく飲み続けたが、〆のうどん4玉も完食し(笑)、宴会終了。ようやく御前峰を目指すことに。

秋の空 8:34

 室堂に着いた頃は雲量多かったが、だいぶ頭上の雲が取れてきた。空を完全に2分する秋の雲… 美しい…
 しかし、飲み過ぎた私は、全くペースが上がらない… あっと言う間に他のメンバーに置き去りにされ、ノロノロと這うように進む。とにかく頭と首のリンパの辺りが痛い… 完全に飲み過ぎた。そして、2週間前に発症したコロナの後遺症か、咳も止まらない… これまでの登山人生で、一番しんどいピッチだったかも…

別山 9:38

 コースタイムを大幅に超過して、ようやく到着… 約3箇月振り、6回目の登頂だ。
 定番の別山ショット。ガスが適度に湧いているので迫力あります。

大パノラマ! 9:40

 東方は馴染の名峰達が勢揃い!
 画像では、左端の劔から、槍穂、乗鞍、御岳まで見えている。

定番ショット! 9:51

 我々では珍しく、集合写真を撮ってもらった。

大汝峰と剣ヶ峰 9:52

 これもド定番ショット。
 へべれけの私は、あまり歩きたくなかったが、天気良いし、みんなに申し訳ないので、池巡りをしてから室堂に戻ることに。

紺屋ヶ池 10:15

 御前峰から、登ってきた方向と反対側に下る。岩ガラガラで足場が悪い。
 剣ヶ峰と御前峰に囲まれた窪地に降り立つと、紺屋ヶ池が佇む。

翠ヶ池 10:30

 紺屋ヶ池から高みを一つ乗り越えると、鮮やかなコバルトブルーが印象的な翠ヶ池が現れる。
 翠ヶ池は白山火山を代表する火山湖で、長久3年(1042年)に起きた水蒸気爆発によって形成されたと考えられている。

血ノ池 10:39

 翠ヶ池から少し南西方向に登り、御前峰と大汝峰との鞍部のようなところを乗り越えると、また池が見下ろせる。
 登山道は池の畔を通過している。血ノ池という名が付けられているが、名の由来は分からなかった…

千蛇ヶ池 10:45

 血ノ池のすぐ先に、雪田がいきなり現れ、驚く。
 これは千蛇ヶ池といい、白山で唯一の多年性雪渓であり、深い窪地に多量の雪が積もるため、水面が現われることはかなり稀で、真夏の8月でも厚い部分は10mを超える雪が積もっているらしい。
 白山の開祖、泰澄大師が養老元年(717年)に白山を開山した頃、多くの毒蛇が山に登る人々に害を加えていたが、大師は千匹の毒蛇を諭してこの池に閉じ込めたところ、激しい雪が降り続き、融けることのない万年雪となり池に蓋をしたという伝説が残っている。

室堂へ帰還 11:09

 千蛇ヶ池から少し登ると、御前峰の南面に渡り、以降室堂まで下りが続く。
 赤く色づいた草原地帯も若干残っており、気持ちの良い下りだ。

室堂をリスタート! 11:25

 室堂で軽く小休止し、下山を開始。登った道をそのまま下るのは芸が無いので、トンビ岩コースに入り、南竜ヶ馬場経由で下ることに。
 我々の背とほぼ同じ高さで見通しがギリギリ利かないハイマツ帯を緩やかに下って行く。

トンビ岩 11:45

 特徴的なフォルムのトンビ岩で小休止。
 ここから傾斜がやや強まり、南竜ヶ馬場へ一気に下って行く。

南竜ヶ馬場への下り 11:59

 目指す南竜ヶ馬場の小屋やキャンプ場を見下ろしながらの下りだが、なかなか近付いてこない。ヤキモキする下りだ。

南竜ヶ馬場に着陸 12:25

 ゆるやかな草原帯に着陸。高校2年の夏合宿でキャンプした思い出の地である。

南竜ヶ馬場を縦断 12:33

 砂防新道への合流を目指し、広大な草原を縦断していく。
 甚之助避難小屋の少し上部で砂防新道に合流するが、この辺りで完全にガスの中に入り真っ白… 来た道を淡々と下る。さすがに眠いし、けっこう疲れて来た。登山者多数ですれ違い待ちも頻発で、メンバーの口数も減少…
 中飯場でトイレ休憩した以外はノンストップで下り続ける。

別当出合手前の吊橋 14:35

 一気に別当出合へ。手前の吊橋は明るいとさらに高度感が増し、怖い…
 無事に駐車場に帰着。皆さん良く頑張りました。
 帰路の車道は路肩駐車する車が多くてびっくり。相当な人が入山したようです。市ノ瀬の「永井旅館」さんで、源泉掛け流し湯を堪能して帰ろうかと思っていたが、コロナで日帰り入浴は休止中… 仕方がないので、勝山まで進み、「勝山温泉センター水芭蕉」さんでひと風呂浴びる。もう10年も前に取立山を登った後に入浴して以来の再訪だ。
 入浴後、福井市街に向かい、ホテルにチェックインの後、宴会会場へ(笑)

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げ@! 17:58

 福井の名物、塩ウニ! 日本酒にぴったり…

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げA! 18:09

 のどぐろを焼きで! 脂がヤバい…

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げB! 18:14

 刺し盛り! 地物の魚がたっぷり(名前は忘れた(笑)…)

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げC! 18:16

 伝助穴子の白焼き!
 ちなみに、伝助穴子という種類の穴子がいる訳ではなくて、特大サイズの穴子のことをこう呼ぶらしい。
 名称の由来の一説に、兵庫県の昔話に登場する「大きいだけで役に立たない」伝助という人物の名前から付けられたとされている。大きすぎる穴子はその昔、骨が太くて処理が大変なので捨てられていたことから、名付けられたらしい…

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げD! 18:17

 福井ですが、「富山湾の宝石」白エビのかき揚げも発注!

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げE! 18:25

 フグの唐揚げ! 4人いると、いろいろ発注できて良いですね(笑)

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げF! 19:22

 地酒を発注しまくり(笑) 私はこの頃から既に意識が朦朧と(笑)…

「大衆割烹 善甚」さんで打ち上げG! 19:23

 潮汁で、ひとまず1軒目はフィニッシュ!
 お会計34000円也(笑)

「やきとりの名門秋吉 福井駅前店」さんをハシゴ! 20:17

 すぐ隣の福井県民のソウルフード「秋吉」さんに異動し、ハイボールと焼き鳥で追撃戦。
 焼き鳥全く写ってない(笑) 私は完全に記憶が(笑)…
 この後、ホテルに戻っての部屋飲みに移行し、私は意識不明のまま飲み続けた(らしい)







   

 10/16 晴れ

 7時に目が覚める。9時に集合としていたが、天気が良いので、同じく城好きのSNを誘って近くの福井城へ。

御廊下橋から本丸跡へ 7:41

 本丸西側に架かる御廊下橋から本丸跡へ向かう。
 御廊下橋(おろうかばし)は、西二ノ丸と本丸とを結び、歴代の福井藩主が登城する際の専用橋として使われていた橋で、平成20年(2008年)に復元された。

山里口御門 7:41

 山里口御門をくぐって本丸跡へ。
 山里口御門は、平成30年(2018年)に復元されたばかり。典型的な枡形門で、2階部分に櫓が乗る櫓門と、棟門で枡形を構成している。
 江戸初期から本丸の西につながる西二ノ丸には松林があり、山里丸と呼ばれていたことから。山里口御門と呼ばれた。
 櫓内部も見学可能である。

福の井 7:53

 山里口御門をくぐると、目の前に一段高い天守曲輪があり、登ってみると、曲輪の一角に井戸がある。
 これが「福の井」で、福井城の前身で、慶長6年(1601年)築城の北ノ庄城時代から存在したと考えられており、江戸期には一般に「福の井」の名が知れ渡り、城内でも特別な存在であったことが伺える。県名の由来となったという説もある井戸である。
 昭和23年(1948年)の福井地震で、井戸の形が大きく歪んだことから、震災後に井戸枠が大きく改変されていたが、平成29年(2017年)に、昔の石材を使用し、井戸の石積みや井戸枠を福井地震前の大きさに復元され、井戸水も飲用できるようになった。
 再整備後の「福の井」は、口径約1.6m、深さ約5.1m、水深約2.1mとのこと。

天守曲輪 7:58

 天守曲輪には望楼型4重5階の天守が建っていた。高さは、天守台も含めて約37mにも及んだらしい。
 寛文9年(1669年)に焼失した後は、同じく類焼した本丸南東隅の2重巽櫓を3重に再建し、天守の代用としていた。
 本丸の中心部には、本丸御殿が建てられていたが、今は福井県庁や県議会棟、県警本部庁舎が建ち並んでいる。

本丸の南東隅を望む 8:06

 県庁舎と県議会棟の間を抜けて、本丸南側に進み、多門櫓跡に登る。本丸南東側と堀が望める。
 福井城は、家康の次男である結城秀康が、関ヶ原の戦いで戦功第一位の殊勲を上げ、68万石で北ノ庄を拝領し、柴田勝家が築城した北ノ庄城跡地に新たに築城したもので、慶長9年(1604年)に秀康が松平氏を名乗ることを許されると、名実共に徳川一門の居城に相応しい城となるよう、全国諸大名の御手伝普請により、2km四方の巨大な城郭となった。
 寛永元年(1624年)に福井藩第3代藩主松平忠昌によって、「北」の字が「敗北」にあたり不吉であるとして「北ノ庄」から「福居」に改名され、さらに後に「福井」と改められた。

御本城橋と巽櫓跡 8:15

 本丸南側の御本城橋から本丸跡を出て、堀に沿って東へ進む。
 見事な石垣が続く。基本は打込ハギ積で、足羽山山麓で産出した笏谷石(しゃくだにいし)を用いている。
 笏谷石は、継体天皇が1500年前に発見したと伝わる、デイサイト軽石火山礫凝灰岩で、「ふくいブルー」と言われる青い石である。
 きめが細かく、水に濡れると深い青色に変化し、火に強く、柔らかく、加工しやすいといった特徴がある。
 古墳時代の石棺から、福井城、丸岡城、そして現代に至るまで、福井において1500年にわたって、様々な用途に使われたが、コンクリートやタイルの普及、人件費の高騰、石職人の減少、安い外国産石材にも押され、平成11年(1999年)をもって採掘は終了された。

福井神社 8:25

 本丸堀沿いを反時計回りにぐるっと一周し、西二ノ丸跡に戻ってきた。一角には福井神社が鎮座する。
 福井神社は、福井藩第16代藩主で、藩政改革を断行し、幕末4賢侯の一人として名高い、松平慶永(春嶽)を祀る神社として、昭和18年(1943年)に創建された。最後に指定された別格官幣社である。
 総檜造の社殿が造営されたが、創建からわずか2年後の福井空襲で焼失し、昭和32年(1957年)、後に福井大学の学長も務めた工学部の五十嵐直雄の設計により再建された。
 総コンクリート造りで、表面はコンクリート打ち放し、神明造を大幅に変形した傾斜の無いフラットな屋根という、一般的な神社とは大きく異なる独特のモダニズム様式で全ての建物が統一されている。画像にも写っている大鳥居(二の鳥居)も、同じく五十嵐直雄の設計によって再建されたもので、貫がない特殊な形をしている。

佐佳枝廼社 8:34

 福井神社から南へ進むと、高台に佐佳枝廼社(さかえのやしろ)が建つ。
 佐佳枝廼社は、寛永5年(1628年)、福井城の鎮守として、城内に東照宮を勧請して祀ったのに始まる。
 明治6年(1873年)、福井城内に初代藩主の秀康の霊を祀る佐佳枝廼社が創建されたが、社名は松平慶永が命名し、福井を代表する神社という意味と、福井がより栄えるようにとの意味も込められている。翌明治7年(1874年)に城内の東照宮を合祀した。
 福井空襲、福井震災で、社殿はじめ全ての建造物が焼失したが、昭和35年(1960年)、北陸地方初となる鉄筋コンクリート造りで本殿が再建された。
 平成元年(1989年)、この辺り一帯は再開発されることとなり、平成4年(1992年)4月に竣工した。神社を含めた再開発は日本初となるもので、境内地下は駐車場が整備されている。

 福井城周辺の散策終了。ホテルへ戻り、チェックアウトし、福井市街から北へ、丸岡を目指す。

丸岡城天守@ 9:34

 丸岡城に登城する。御存知現存12天守の一つ。北陸では唯一の現存天守で国指定の重要文化財。10年ほど前に訪れたと思うのだが、記憶が(笑)… 初見に等しいので、めっちゃ嬉しい。
 丸岡城は、天正4年(1576年)、柴田勝家の甥である勝豊により築城された。
 関ヶ原の後、結城秀康が越前国に入封し、丸岡城には家臣の今村盛次が2万6千石を与えられ入城したが、その後、越前騒動に巻き込まれ失脚し、幕府から附家老として福井藩に附せられた本多成重が4万3千石で新たな城主となった。
 寛永元年(1624年) 、福井藩2代目藩主の松平忠直が不行跡を理由に豊後配流となり、福井藩に減封などの処分が下されたが、同時に本多成重は福井藩より独立。大名に列し丸岡藩が成立した。
 元禄8年(1695年)、4代重益の治世でお家騒動が起こり、幕府の裁定により本多氏は改易となり、代わって有馬清純が越後国糸魚川藩より5万石で入城。以後、有馬氏丸岡藩6代の居城となり明治維新を迎えた。

丸岡城天守A 9:39

 丸岡城天守は、大入母屋の上に廻り縁(まわりぶち:天井と壁の境目は真っすぐな一直線にするのは難しく、凸凹しやすいので、それを簡単で綺麗に見えるように取り付ける部材)のある小さな望楼を載せた古式の外観から、長らく現存最古の天守とも呼ばれてきたが、平成27(2015)?30年(2018年)度にかけて行なわれた、坂井市教育委員会の調査で、江戸期の寛永年間(1624−44年)に建造されたことが判明した。
 これにより最古の天守については、国宝天守の、松本、犬山、彦根、姫路、松江城の5城が候補らしく、中でも犬山城が鼻息荒く「最古だ!」と主張しているようだが、はっきりとしてないらしい…
 坂井市も調査しなければ最古の天守を押し通せたかもしれないが、丸岡城の国宝指定を目指していて、指定には調査が必須だったのだ… 痛しかゆしですな…
 さすがに内部は構造が古いだけあって、階段はめっちゃ急。補助ロープも設置されていた。
 天守の入場券で入ることのできる「坂井市 丸岡歴史民俗資料館」にも立ち寄ってから、丸岡を離れた。

武生の「御清水庵」さんで越前そばを堪能@! 12:12

 越前そばでも食って帰るか… と言うことで、丸岡ICから高速に乗り、武生へ。
 武生駅の近くにある「御清水庵」さんへ。11時からの始業で、我々は20分くらいに到着したが、さすがの人気店。既に駐車場は満車で、10人ほど並んでいた…
 駅前のコインパーキングに車を止め、我々も並ぶ。30分ほどで入店できた。
 「おろしとろろそば」900円を発注! そばの風味が最高! 辛味大根が利いてます。

武生の「御清水庵」さんで越前そばを堪能A! 12:12

 「かけそば」800円も発注し、3人でシェアしました。そばを2つ頼むと100円引きでした。

武生の「御清水庵」さんで越前そばを堪能B! 12:14

 喜んでます(笑)
 武生ICから若狭上中ICで降り、鯖街道で京都に帰還しました〜
 山、飯、メンバーどれも良かった最高の山旅でした。

参考タイム

10/15別当出合駐車場(下段) 3:203:30 別当出合 3:304:05 中飯場 4:055:25 甚之助避難小屋 5:305:55 南竜ヶ馬場分岐 5:556:35 黒ボコ岩 6:407:00 室堂 8:309:25 御前峰 10:0010:30 翠ヶ池 10:3011:10 室堂 11:2511:45 トンビ岩 11:4512:25 南竜ヶ馬場 12:3014:05 中飯場 14:1014:45 別当出合駐車場(下段)

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