天城山(万二郎岳〜万三郎岳)

−職場の冬富士見山行 29年振りに天城山を目指す−

   

山行概要

日 程
2018年1月13日(土)
天 気
晴れ
メンバー
♀3名(MM、ID嬢、SN)、♂2名(KN、ピロシ)
コースタイム
天城高原駐車場=0:20=四辻=0:50=万二郎岳=1:05=万三郎岳=0:05=万三郎岳下分岐=1:35=四辻(万二郎岳登山口)=0:15=天城高原駐車場【4:10】

記録文(写真はクリックで拡大)

 また今年も「冬富士を見に行こう!」と話が盛り上がったのは良いが、なかなかメンバーの日程が合わない。それならばと私は新年早々2週連闘の関東遠征を企てることとし、希望者全員の収容を試みる。ドレイのKNも2週参戦した。
 1週目は、合計5人となり、メンバーの希望も入れ、山中泊は無しの天城山と金時山の日帰り2発とする。

 好天予報が続く中、京都駅を0時50分発という遅めのJR三島行きバスで出発する。関西と三島を夜行便で繋ぐ設定に無理があるのか、バスは頻繁に長時間停車を繰り返す…

東名富士川サービスエリアからの富士 7:08

 この富士川サービスエリアでは30分以上も停車していたが、いきなり富士の姿を拝めたのでラッキーだった。
 結局、三島駅にはほぼ定時の8時20分着。降車専用駅ばかりだし、もう始発も動いている時間なので、ウダウダと時間調整するよりは少しでも早く着いた方が良いと思うのは私だけでしょうか?

 バスが到着したのは三島駅北口で、予約したニッポンレンタカーは南口である。もう少し良く考えてから予約したら良かったが、何とこの三島駅は改札を入らずに線路を横断できる自由通路が無く、反対側に行こうと思ったら、約400mほど回り込む必要があるのだ。おかげでニッポンレンタカーの営業所まで15分くらいかかった…
 新型プリウスを借り、JR三島駅を出たのは9時前。若干焦り気味でのスタートである。
 さらに我々をイラつかせる出来事が… 登山口の天城高原に最短で向かうためには、細切れの有料道路を3本経由(伊豆中央道、修善寺道路、伊豆スカイライン)しなければならず、しかもETCは使えず、その都度小銭を払うと言う非効率さ… 静岡県道路公社さん、頼んまっせ〜

登山口をスタート! 10:15

 標高の上がってきた天城高原手前の路面凍結にもビビりながら、何とか10時に天城高原のハイカー専用駐車場に到着。さすが百名山。冬季なのに88台駐車可能な大駐車場の1/4くらいは既に埋まっていた。立派なトイレもあったが、冬季は閉鎖されていた…
 さあ、スタートする。いきなり下っていくので、気が萎える。

万二郎岳直下からの南東方面の展望 11:18

 四辻(万二郎岳登山口)の分岐で、帰路に予定しているシャクナゲコースを右に分けると、いよいよ万二郎岳への登りとなり、ピークに近づくにつれ、傾斜は強まる。
 ピーク直下からは、伊豆半島展望が広がる。

万二郎岳頂上 11:25

 万二郎岳頂上では、この辺りの山々には馴染みの山頂標識が迎えてくれた。
 しかし、山頂は展望なし… 先を急ぐ。

馬の背を超えるとブナ林が 12:11

 万二郎岳から、いったん大きく下り、アセビのトンネル状になった尾根道を進むと、馬の背と呼ばれるヤセ尾根となるが、余裕で突破。石橘立(はなだて)と呼ばれる鞍部を突破すると、再びブナ林となる。

万三郎岳頂上直下の登り 12:18

 だいぶ空が明るくなってきた。伊豆半島最高峰のピークは近い。

万三郎岳山頂 12:35

 何と1989年以来、29年振りの登頂! しかし、ここも木々に囲まれ展望はもう一つ。

万三郎岳からの富士 12:46

 楽しみにしていた富士は… すっきり見えません(涙)。朧げな記憶では、もう少し展望良かったような気がするのですが…

シャクナゲコースへ 13:29

 5分ほど尾根道を進んだ、万三郎岳下分岐で天城縦走路と別れ、等高線の詰まった急斜面を一気に下る。
 下りきると、シャクナゲコースと呼ばれる、長い長いトラヴァース道が続く…

成長したつらら 13:46

 このコースはずっと天城山の北斜面を行くので、ほぼ日陰… ゆえに巨大化したつららがあちこちに…
 果てしなく続いたトラヴァースも四辻でようやく終了。後は登山口までクールダウンでのんびり歩く。

ホテル滝亭の「去留庵の湯」にて 16:02

 さぁ温泉と、現金払いがうっとおしい有料道路群を再び戻り、修善寺温泉へ。
 修善寺温泉で最大の大浴場を誇る、ホテル滝亭さんへ突撃!(1000円)
 露天風呂「去留庵の湯」は我々2人の独占で、やりたい放題(笑)

小田原の「北條水軍」さんで宴! 19:31

 三島に戻り車を返し、本日宿泊予定の小田原へ。
 KNが予約してくれていた「北條水軍」さんに飛び込み、宴スタート! 豪快な船盛でテンションMAX!
酒が進む〜

宴は続く… 22:17

 へべれけになって、ゲストハウスにたどり着き、そこでも延長戦開始!
 私はいつものように意識不明… 気が付けば女子部屋の布団で寝てしまっていた…(笑)
 明日(金時山)は大丈夫か?

参考タイム

1/13 天城高原駐車場 10:1510:35 四辻(万二郎岳登山口) 10:3511:25 万二郎岳 11:3012:35 万三郎岳 13:0013:05 万三郎岳下分岐 13:0514:40 四辻(万二郎岳登山口) 14:4014:55 天城高原駐車場

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