天城山

天城山


【日 程】平成元年1月5日(木)
【人 数】単独
【天 気】晴れ
【コース】JR伊東駅=bus=天城高原バス停=0:10=分岐=0:35=万二郎岳=0:45=万三郎岳=1:00=分岐=0:10=天城高原バス停【2:40】

【記録文】
 寝ぼけまなこで東京発5時46分静岡行普通に乗る。熱海で伊東行に乗り換えるのだが、熟睡していて乗り過ごしそうになる。伊東着8時16分。伊豆はさすがに曖かい。今日も快晴だ。太陽が黄色く見えるのは気のせいであろうか。昨日までの丹沢山行の疲れが当然のごとく残っている。フラフラとバスに乗り込み、また熟睡。登山□である天城高原ゴルフ場に10時10分着。バスを降りると寒い。伊東との温度差に面食らう。
 準傭休操をしていざ出発。他の登山者は誰もいない。本漏れ日の中を足を引きずるように進む。最初の分岐を左へとる。しだいに傾斜がきつくなり、グングン高度を上げる。頭上の木の枝がやけに眩しいので目を凝らすと、なんと霧氷がキラキラと輝いている。あまりの美しさに自然と1本とってしまった。自由気ままに休めるの単独行の最も良いところだと僕は思う。こう思えるのは自分の体力に自信がないからであろう。20分もそこで休んでから、再び歩き出すと万二郎はすぐそこだった。思わずニガ笑いをしていると、木陰からいきなり人が現れてびっくりする。万二郎岳は展望はきかないが、なにかしら雰囲気の良いところで、ここでも大休止をとる。ここから万三郎岳へは、1度鞍部に降りてから馬ノ背と言われる稜線を進む。ここはアセビの木がとても多い。ブナが目立ってくると、ピークは近い。最後の急登を越えると、ようやく伊豆半島の最高峰に到着。ここも展望はあまり良くないが、樹林ごしに富士山がくっきりと見える。
天城山頂にて天城山頂にて
 昼食をとり、ピークから北側に下るルートをとる.道はいっきに高度を下げて、北山麓をトラヴァースする道に出合う。平坦な道を30分も歩けば、最初の分岐点に戻る。時間が違うと別の場所のようだ。ここからバス停はすぐそこ。
 新年早々充実した山旅でした。


   

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