【記録文】
私が寝坊したので、4時出発の予定が5時半発に遅れる。それでも京都縦貫道、R27と快調に飛ばし、青葉山登山口の西国29番札所松尾寺には8時前に到着した。
松尾寺の境内を抜け、竹林の奥に伸びる登山道を進む。まだ天気がすっきりと回復せず、靄がかかった状況で、ものすごく湿度が高い。サウナのような状態であっという間に2人とも汗だくになる。
急峻な青葉山をすぐ間近に眺める鳥居から急登となる。雨上がりの急斜面に何度も足をとられながら黙々と登る。簡単な岩場を越えるとすぐに西峰頂上。何とか1ピッチで登りきった。
青葉山西峰からの内浦湾
社の背後に岩頭があり、そこからはすぐ真下に内浦湾が見下ろせる。これまで全く海は見えなかっただけに、なかなか強烈な登場である。湾の奥には原発が鎮座しており、何故か身が引き締まる思いがする。
東峰に向かって縦走開始。さすがにもと爆裂火口壁だけあって、岩稜が続く。鎖場も数多く現れるが、昨日からの雨で濡れているので結構恐い。苦労して登った東峰はガスっており展望は皆無。すごすごと再び岩稜を西峰へ戻る。
帰路は滑りやすい急下降に何度もバランスを崩しながらもなんとか松尾寺に降り立ち、参拝の後、次の目的地、弥仙山目指して綾部へ向かった。
水分神社近くの空き地に駐車。天気は回復し、かなり熱くなってきた。神社から少し車道を進み、すぐに登山道となる。沢沿いの道で時折涼やかな風が吹きぬけ心地よい。信仰登山の名残か石段が現れると於成神社は近い。
神社からなおも沢沿いに進む。水場で沢を離れると稜線を目指してトラヴァース気味に登っていく。気持ちの良い自然林が残っている稜線をのんびりと進むとピークの金峯神社が現れる。その尖峰から相当な急登を予想していただけに、あっけない到着だった。ガイドでは展望が良いと書いてあったが、季節のせいかそれほどでもない。それでも木々の間から垣間見れる丹波の重厚な山並みを眺め、満足して往路を戻った。
後はおきまりのように「あやべ温泉二王の湯」に立ち寄り、さっぱりとして帰宅した。
12:30 水分神社
12:50-12:55 於成神社
13:15-13:35 弥仙山
13:55 於成神社
14:10 水分神社