駿東の山旅(沼津アルプス)

−今日も富士見山行。沼津港でグルメも堪能−

   
   

山行概要

日 程
2013年1月4日(金)
山 域
沼津アルプス
天 気
晴れ
メンバー
単独
コースタイム
JR沼津駅=0:45=香貫山=0:20=八重坂峠=0:15=横山=0:25=徳倉山=0:25=千金岩=0:10=志下山=0:25=小鷲頭山=0:05=鷲頭山=0:30=多比口峠=0:10=大平山=0:05=多比口峠=0:25=〜多比バス停【4:00】

記録文(拡大はクリック)

 昨日の浜石岳に続く、駿東遠征2日目。
 冬富士見たさに、仕事始めを休み、年頭の市長訓示をサボるという管理職としてあるまじき行為に手を染めながら、ホテルを早朝に飛び出し、三島から一駅戻った沼津駅へ。
 沼津アルプス縦走路入口までバスを使う手もあったが、構わず市街地を適当に進む。沼津市役所の横を通り、かに料理屋のすぐ横から縦走路の入口となる香貫山の登山口が現れる。
 山と言ってもそこは標高200mもない山なので、一気に山頂へ。ピークはアンテナが立っており、富士の絵になる写真が撮れなかったので、早々に縦走開始。

駿河湾を望む 7:58

 海を見下ろしながら快調に進むが、すぐに道は急降下となり、獲得した高度を一気に失い、車道に出た。少し車道を進んだ八重坂峠から今度は横山への登り返しとなる。

 後で思い知ることになるのだが、この沼津アルプス縦走コースは、標高は大したことないのだが、顕著なピークを7つも越えていくので、アップダウンが半端ない。
 短いながらも固定ロープも付けられているような急登を何とかこなすと横山のピーク。ここも展望ゼロで富士の姿はいつ拝めるのだろうとヤキモキしながら、再び急坂を下る。
 徳倉山への登り返しは、このコースでも屈指と言えるものだった。体から湯気を上げながら、汗だくになって頑張る。250m余りの低山でここまでシゴかれるとは…

待望の富士を望む 8:56

 しかし、頑張った報酬として徳倉山山頂からは、待望の富士が丸見え。南アルプスもそれぞれのピークが確認できるほど良く見える。
 先ほどから一転、ゆるやかに上り下りを重ねていく。木々も低くなり、明るい尾根歩きを満喫。

千金岩から鷲頭山を望む 9:25

 展望が良いのは嬉しいが、行く手にはまた急登が待ち受けていそうだ。
 志下坂峠へゆるやかに下り、志下山へさらにゆるやかに登り返す。

志下山からの南アルプス 9:32

 志下山は顕著なピークではないが、草原が広がり、展望闊達。南アの3000m級の峰々が全て同定できる。
 少し下った志下峠から小鷲頭山へは細尾根を急登。

小鷲頭山からの南アルプスと沼津湾 10:00

 3000m級の山で見えていないのは白峰三山の後ろになる仙丈岳くらいの素晴らしい展望。
 鷲頭山へは峰続きで楽勝。今回の行程で一番高いポイントであるが、山頂は木々に囲まれ展望はいま一つ。

縦走路最後のピーク、大平山 10:50

 大平山へは初めてアルプス風の岩の稜線を進む。道標には「沼津アルプスの白眉」と書いてあったような気がしたが、そこまで言うほどのものでもない。
 多比口峠まで戻り、バス停のある多比までのんびり下る。

多比の集落に出た 11:13

 峠からすぐの下りで、舗装路に飛び出し、のどかな多比の集落を見下ろしながら、のんびり下ることわずかでバスの通うR414に合流し、左折すぐで多比のバス停に到着した。

高足ガニ! 12:26

 次のお目当て(と言うか、こちらが本命か)の沼津港までバスで移動し、「かにや」さんで高足ガニ一杯を注文し、足の半分はカニ刺にしてもらい、残りは茹ででいただく。
 正直なところ、コスパは悪すぎだが、まあ話のネタとして一度は食べておかないと…

 夜は夜で三島駅前の居酒屋「大しま」さんで新鮮刺身やうなぎの白焼きを堪能し、やりたい放題の駿東の山旅2日目が暮れていった。
 明日は、箱根に行こうか。

参考タイム

1/4JR沼津駅 7:107:55 香貫山 7:558:15 八重坂峠 8:158:30 横山 8:308:55 徳倉山 9:009:25 千金岩 9:259:30 志下坂峠 9:309:35 志下山 9:359:45 志下峠 9:4510:00 小鷲頭山 10:0010:05 鷲頭山 10:1010:40 多比口峠 10:4010:50 大平山 10:5010:55 多比口峠 10:5511:20 多比バス停

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