火打・妙高

妙高山からの火打・焼山

【日　程】１９８８年１０月８日(土)〜１０日(月)
【人　数】男４人、女２人
【コース】８日　ＪＲ妙高高原駅=BUS=笹ヶ峰バス停=1:10=黒沢=1:45=富士見平=0:45=黒沢池　B.C.【3:40】
　　　　　９日　B.C.=0:55=高谷池=0:20=天狗ノ庭=1:05=火打山=0:50=天狗ノ庭=1:00=B.C.【4:10】
　　　　　10日　B.C.=0:35=大倉乗越=0:50=燕新道分岐=1:35=妙高山=1:20=天狗平=1:50=麻平=0:55=燕温泉【7:05】

【記録文】
　８日　快晴
笹ヶ峰バス停にて
　さわやかな早朝の冷気を受け、バス停を出発。快晴の空の下、始まりかけた黄葉が映える。黒沢の清流を渡ると、今日一番のアルバイトとなる十二曲りの急登が始まる。息切らせながら、なんとか頑張ると、頭上がぽっかりと開け、富士見平に到着。ここから黒沢池までずっと湿原が広がり、我々は思わず歓声を上げる。
広大な黒沢湿原
　この日はヒュッテ横のキャンプ指定地でサイト。夜は相当冷え込んだ。

　９日　晴れ一時雨
　いよいよ火打山に向かう。茶臼山の北側を巻き、高谷池へ。ここから天狗ノ庭にかけて草紅葉が最高で、何度も我々は立ち止まる。天狗ノ庭から一気に稜線に出る。火打山がグングン近づき、あっと言う間に登頂、と思ったら、ピークは残念にもガスに包まれていた。仕方なく天狗ノ庭まで戻り、ここで昼食をとる。今日はピークだけガスっていたようだ。
天狗ノ庭にて
　昼食後はのんびりとB.C.に戻った。夕方から雨になったが、明日の天気は心配なさそうだ。

　10日　快晴
　６時半出発。妙高へは一度外輪山を越えなければいけないので、骨が折れそうだ。いきなりの急登にヒーヒー言いながら、何とか大倉乗越へ。ここで外輪山を越え、また、一気に下降する。目の前の妙高本峰は覆い被さるように高い。
　燕新道の分岐を分けると、いよいよ妙高山への急登にかかる。今山行で最大の急登であったが、妙高山頂での展望が待ちきれない我々は難なくクリア。
妙高山頂にて
　ピークでは期待通りの展望が広がる。僕らは昼食をとったり、昼寝をしたりして、何と３時間もピークでくつろいでしまった。おかげで、下山が遅くなり、麻平経由で燕温泉に降りたのは、日もとっぷりと暮れた６時過ぎになっていた。