東お多福山から東六甲縦走

−炎暑の中、宝塚までの自虐縦走−

   

山行概要

日 程
1984年8月26日(日)
山 域
六甲連山
天 気
晴れ後曇り
メンバー
男3人
コース
阪急芦屋川駅=0:30=高座滝=0:50=風吹岩=0:40=雨ヶ峠(東お多福山往復35分)=0:10=本庄橋跡=1:15=最高峰=0:40=水無山=0:15=船坂峠=0:25=大平山=0:35=大谷乗越=0:45=塩尾寺=0:40=阪急宝塚南口駅【7:20】

記録文

 真夏に六甲を縦走すると言う自虐ハイク。一応、雨ヶ峠下の住吉谷で飯盒炊爨をするのが目的だったが、結果的に荷物が重くなり、大汗をかいての山行だった。
 河原で水遊びをし、濡らしたタオルを頭に巻いて七曲りの急登をクリアしたまではまだ良かった。しかし、炎天下でタオルは急速に乾いてしまった。それからが地獄の始まりだった。
 初めて歩く東六甲縦走路は、蒸し暑く、展望もほとんどない地味なルートのせいか、塩尾寺までの道のりは無限のように感じた。さらに宝塚までの灼熱アスファルト道で追い討ちをくらい、私は「二度と真夏の低山は行かない!」と泣きながら、宝塚の雑踏の中に吸い込まれていった。

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諸国名山探訪

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