大和葛城山〜二上山縦走

大和葛城山〜二上山縦走


【日 程】1988年3月7日(月)〜8日(火)
【山 域】金剛山脈
【メンバー】男4人
【コース】
 7日 ロープウェイ山上駅=0:15=山頂C.S.【0:15】
 8日 山頂C.S.=1:40=岩橋峠=0:10=岩橋山=0:25=平石峠=0:40=竹内峠=0:25=岩屋峠=0:20=二上山雌岳=0:15=雄岳=0:40=近鉄二上神社口駅【4:35】

【記録文】
 7日 曇り
 恒例の九重山群における春合宿の準備山行。大寒波襲来の中、山に向かうこととなった。
 寒空の下、ロープウェイに乗る者も少ないのに、さらに大きなザックを背負っている我々4人は完全に浮いていた。


葛城山頂。雪も強風で吹き飛んでいる。 葛城山頂。雪も強風で吹き飛んでいる。


 テント場周辺は辺り一面白銀の世界だった。山頂に寄ってみるが、強風に吹き飛ばされそうになる。
 この夜は地獄だった。テントは全面凍りつき、登山靴も凍った。

 8日 晴れ時々曇り
 ほとんど寝れないまま、待望の朝がきた。が、この寒さでコンロが不調で手間取り、7時過ぎの出発となる。
 きりっと澄み切った青空の下、ガチガチに凍りついたダイヤモンドトレールをアイゼン装着で進む。この道はなまじ整備が行き届いているせいか、階段等は凍って余計に危ない。岩橋山への階段攻撃は、校舎でトレーニングをしているようで、何のために山に来たのか涙が出た。


雌岳にて。おバカな3人。背後は今日たどってきた山々 雌岳にて。おバカな3人。背後は今日たどってきた山々


 竹内峠でR166をまたぎ、いよいよ二上山へ。雌岳に直上する気力は無く、岩屋峠から展望台経由で雄岳・雌岳鞍部の馬の背に出て、ここから雌岳をピストン。展望は良好で本日の歩みが一望の下。次は雄岳に向かうが、山頂には管理人がおり、清掃協力金と称し、金を取られたのには皆憮然としていた。
 すっかりだらけた調子で二上神社口駅まで。春合宿に向けて不安がつのるだけの情けない準備山行は終わった。


      

      

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