−衝動的突発的札幌遠征の3日目。札幌の名を冠する札幌近郊を代表する名山へ−
2018年7月29日(日) | |
札幌近郊 | |
晴れ | |
単独 | |
冷水登山口=0:35=林道横断点=0:25=冷水小屋=0:55=札幌岳=0:45=冷水小屋=0:20=林道横断点=0:30=冷水登山口【3:30】 |
記録文(写真はクリックで拡大)
手稲山、空沼岳に続く、札幌ステイ3日目。
この日も市街地ど真ん中のタイムズステーション札幌すすきのでの車中泊。昨日のように耳栓をしてなかったので、目覚ましをセットした3時半(笑)に無事起床。
雲は多いが、天気は良さげのようだ。
すぐさま発進し、途中、コンビニで朝食を食べてから、R230(定山渓国道)で定山渓へ。定山渓を少し過ぎた辺りに豊平峡温泉への分岐があり左折。豊平峡温泉も過ぎ、さらに奥へ車道を進むと、札幌岳の冷水登山口に到着。
広い駐車場と入山ポスト小屋が整備されている。近郊の人気の山なので、先客がいるかと期待したが、さすがに早すぎたか(笑)、車は1台も止まっていなかった…
5時過ぎに出発。熊鈴を装備し、笛を適宜鳴らしながらの行軍である。
昨日の空沼岳と同様、この辺りではメジャーな山なので、登山道は明瞭。
しばらく登ると、台風高原と呼ばれている、平坦なカラマツ林に出る。
この辺りは昭和29年(1954年)9月の洞爺丸台風によって針葉樹林が壊滅的な被害を受けた後、カラマツを密集して植林したので、その名がついたらしい。
いったん、車道を横切るが、沢筋を絡みながらの、ゆるやかな登りが続く。
コースタイムの半分強で冷水小屋に到着。北海学園大学山岳部が管理しているとのこと。
小屋のすぐ前の水場は、コンコンと冷たい水が流れていた。今日は昨日に比べて蒸し暑い。汗だくになった顔を冷水で洗ってひと心地つく。
小屋からしばらくは急登となる。昨日の空沼岳にも無かった急傾斜に面食らうが、標高差250mほどを一気に登り切れば、平坦な尾根に出る。
登り切った尾根上は、ダケカンバ林が広がり、爽やかな雰囲気。平坦ですっきりとした尾根ではないので、正直、どこを歩いているのか良く分からないが、踏み跡は明瞭で迷いようがない。
徐々に周囲の展望が開け、頂上へ。
当然ながら、本日一番乗りで、山頂を独占!
今日は晴れているものの、雲が多い。ご覧のように西方は羊蹄山の頭だけが判別できる。
大部分の方向はガスに覆われていたが、北側だけは展望良好。手稲山や烏帽子岳、神威岳の山並みが一望できた。
なんやかんやで40分ほど滞頂していた。さすがに体が冷えてきたので、下山開始。
冷水小屋までの急降下を一気に攻略。
さすがにこの時間になってくると、下から続々と人が上がって来るが、みな「もう降りるの?」と驚いていた…
下り切り、小屋前の冷水を頭からかぶってクールダウン。
写真は冷水小屋から少し下った辺り。人が多いので、熊鈴は外してしまった。
周囲の素晴らしい森を満喫しながら、のんびりと下っていく。
朝と違い、隅々まで太陽光が行き渡り、何とも気持ちが良い。
ホンマにこんな手ごろな山が多い札幌市民が羨ましい。
ご覧のとおり、駐車場はほぼ満車状態だった。
この日も速攻で札幌市街へ戻る(笑)
この日のランチも登山後のたんぱく質補給のため、松尾ジンギスカン、通称「まつじん」さんの札幌大通南1条店へ直行!。
ラムリブロースと裏メニューのマトン、きのこ盛り合わせに、黒ラベルの大ジョッキでこの日も昼から昇天!
そして、またまたこの日の午後も、サウナとマッサージの勝利の方程式が炸裂し、札幌最後の晩は、いつものお店へ…
札幌に行ったら、必ず伺うことにしている「おが」さんで最後の晩餐を…
まずは、イカ刺しでスタート! 下足は塩焼きにしてもらいました…
代用品のカラフトシシャモ(カペリン)ではなく、鵡川産ししゃも!
そして、いつものように目の前の水槽から毛ガニを茹で上げしてもらう。
これで500グラムくらい。無心で貪り喰らう私…
何とかこの日は〆を自重(笑)し、この日だけ予約していたビジネスホテルにチェックイン、爆睡した…
あっという間に明日は最終日。何とかフライトまでの間に藻岩山に向かうつもりだ…
参考タイム
7/29 | 冷水登山口 5:05 ⇒ 5:40 林道横断点 5:40 ⇒ 6:05 冷水小屋 6:10 ⇒ 7:05 札幌岳 7:45 ⇒ 8:30 冷水小屋 8:35 ⇒ 8:55 林道横断点 8:55 ⇒ 9:25 冷水登山口 |
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