曽爾高原〜室生寺

−ハイキング同好会に入っての初山行−

   

山行概要

日 程1987年5月4日(月)〜5日(祝)
山 域室生火山群
メンバー男6人、女1人
コースタイム
5/4
近鉄名張駅=BUS=曽爾高原=0:15=C.S.(倶留尊山往復90分)【1:45】
5/5
C.S.=0:35=葛=0:45=高原ロッジ=1:00=クマタワ=0:30=落合橋=0:55=室生寺【3:45】

記録文

 5/4 晴れ
 記念すべきサークルのデビュー山行。コースは平易だが、山の集団と言うのは様々なしきたりがあるので、色々と刺激のある山行だった。
 名張から満員のバスで一気に曽爾高原まで上がる。大勢の人で賑わっているが、テントを張る人間は我々だけのようだ。設営し、昼食をとってから倶留尊山の往復に向かう。
 二本ボソの岩頭を過ぎると人影は急に少なくなる。倶留尊山のピークは1年前に登ったばかりで、その時はほとんど展望は無かったのだが、この間に回りの木々が刈り取られたらしく、結構展望は良くなっていた。尼・大洞学能堂・三峰住塚・国見高見山等が一望のもとで先輩方に自慢げに説明する私であった。
 今山行は「お客さん」扱いだったので、夕食も先輩方に用意してもらい、楽チンな1日だった。

 5/5 晴れ
 ゆっくりと朝寝を楽しんでからの出発。サイト場から朝もやに浮かぶ国見・住塚山・屏風岩のシルエットが美しい。
 昨日バスで登ってきた車道を下り、葛の集落で曽爾川に出る。見上げる鎧・兜の姿と点在する民家はいかにも曽爾村という雰囲気。山腹をトラヴァースすると高原ロッジ前。なおも車道(ちなみに東海自然歩道)を進むと、やっと山道となり済浄坊渓谷となる。スケールは小さいが、雰囲気の良いところだ。
 クマタワでこの日の登りは終了。ここから室生寺を経て室生口大野までは受験戦争真っ只中の今年の元旦に歩いたばかり。それからまだ半年も経っていないが、自分の周りの環境は劇的に変化した。感慨も新たにところどころ石畳の道を宇野川橋まで下り、再び車道を室生寺へ。
 奥ノ院へは石段の超急登なので正直行きたくなかったが、みんなにお付き合い。門前でお茶をしてから、バスで駅まで出た。

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